物理学A V-b   General Physics A

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担当教員
中村 隆司 
使用教室
火1-2(W611)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
1508
シラバス更新日
2015年4月6日
講義資料更新日
2015年5月19日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

物理学の中でも最も基本的な体系「力学」を学ぶ。ニュートンの運動に関する3法則から出発し、微分や積分を駆使して得られる力学の基本的な考え方を学ぶ。力学の中でも最も重要な法則は保存則であり、「エネルギー保存則」、「運動量保存則」、「角運動量保存則」が一つの山場となる。運動としては質点の運動、惑星運動(二体運動)、剛体運動などを扱う。

講義の目的

物理学の最も基本的な科目として、ニュートンの確立した「力学」を学ぶ。高校物理の延長ではなく、微分や積分を駆使した基本体系としての「力学」を学ぶことを目標とする。最も大事な保存則「エネルギー保存則」「運動量保存則」「角運動量保存則」を導き、その応用例を学ぶ。質点の運動はもとより、惑星運動を通して、これらの保存則の重要性を知る。剛体運動も扱えるようにする。簡単な微分方程式が解けること、微分や積分、複素数を駆使して、保存則や質点や剛体の運動が理解できることも目標とする。

講義計画

0. はじめに 1.運動の記述 2.運動の法則 3.エネルギー保存則 4.運動量保存則 5.角運動量保存則 6.二体問題 7.剛体問題 8.加速度座標系

教科書・参考書等

「力学」戸田盛和著 (参考書であり、教科書ではない)

関連科目・履修の条件等

基礎物理学演習を履修することを強く推奨します。(問題は講義の時に出して、演習の時間に解きます)

成績評価

中間試験40%、期末試験60%

担当教員の一言

質問を歓迎します。高校の物理を一回忘れて、新たに「力学」を学び直すという態度で臨んだ方が素直に学べると思います。また、数学が重要になりますので、基礎物理学演習を活用してください。

連絡先(メール、電話番号)

nakamura@phys.titech.ac.jp

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