古典力学の基礎事項(質点、質点系、剛体の運動)を学習するとともに、物理学の手法と考え方を習得する。
1. 古典力学の体系を理解し、実践する力を身につける。
⇒ 運動法則、質点・質点系の運動、惑星の運動、剛体の運動、保存則…
2. 古典力学の学習を通して、物理学の手法や考え方を理解し、習得する。
⇒ 物理と数学の関係、近似、極限、実験と理論、予言…
(授業の進捗に伴って随時更新する)
1. 運動の表し方
2. 運動の法則
3. 常微分方程式の解法
4. 調和振動子
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1. 川村清、裳華房テキストシリーズ「力学」、裳華房(1900円)
⇒ 基本的事項がわかりやすくまとめられている。基本的にこの教科書に沿って講義を進める。
2. 藤原邦男、「物理学序論としての力学」、東京大学出版会(2400円)
⇒ 発展的内容も明快に解説されている。歴史や概念の解説も豊富。
3. 田崎晴明、「数学:物理を学び楽しむために」、ウェブで無料配布
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/mathbook
⇒ 関連する数学の明快な解説。本講義は特に3,4,5,7章が関わる。
基礎物理学演習(火曜7-8限)の受講を強く勧める。ただし、別科目なので、単位や成績は本講義とは別につけられる。
6月2日 中間試験
7月28日 期末試験
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