文系ゼミ第二(法学)   Advanced Humanities and Social Sciences II

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担当教員
金子 宏直 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:0  演習:2  実験:0
講義コード
0268
シラバス更新日
2015年10月15日
講義資料更新日
2015年9月20日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:2,4,6,8

講義概要

文系ゼミは人文科学,社会科学についての深化した学習を通じて,文系学問の深い素養と思考法を修得することをめざす。

ゼミやゼミナールとは、講義のように教員から一方的話をするのではなく、少人数で、専門書等の輪読などをベースに参加学生相互での討論を通じて深い理解を共有するための方式です。
レジュメとは、ゼミで報告する際に報告担当者(レポーター)が作成する報告原稿・資料のことを言います。

法学ゼミは、学年を問わず、本学で開講されている法律科目以外に、法律について学習してみたいと考えている学生向けです。
文系ゼミ(法学1~6)は、四大学連合複合領域コース「科学技術と知的財産権コース」の科目です。

講義の目的

財産法(民法・知的財産法)を中心として法律学の専門的学習の基礎を身につける。
複数の理由付け、複数の結論のうち、どの論理立てが最も説得的で、かつ、被害者や社会に有益になるのか。
討論を通じて、法律の論理立てた議論に慣れるにする。
将来の進路として、弁理士、弁護士(法科大学院)等を目指す学生向けには民事訴訟法の学習も行う。

講義計画

毎回発表者を指名し、その発表にもとづいて各参加者が討論をする。
法律を初めて学習する学生には基礎的な学習方法の説明を行う。
法律をある程度学習した学生には論文等の読解を行ってもらう。
一学期に最低一回は発表を行ってもらう(下記、成績評価と関連で必須)。
2015年度前期にひきつづき刑法の基本書及び事例を学習する。後期は、違法性阻却事由(緊急避難)から開始し、責任等総論部分を学習してから、刑法各論の学習に写ります。

教科書・参考書等

各自、六法全書、教科書等の購入を心がけてほしい。
山口厚・刑法(有斐閣)第三版(ネットサイトで旧版を購入するのはゼミの進行の妨げになるので止めて頂きたい)。

関連科目・履修の条件等

この科目は、平成18年度以降の入学生には文系ゼミ、17年度以前の入学生には文系発展ゼミの単位として認定されます。
文系ゼミ(法学)を後期初めて履修する学生は、この第二を履修すること。

成績評価

スクーリングおよびレポート(口頭発表のレジュメを作成し発表する)による評価。

担当教員の一言

はじめて法学ゼミを履修しようとする希望者は、必ず電子メールにて金子宛へ連絡をしてください。E-mail:kaneko.h.ad_at_m.titech.ac.jp (_at_を@に置きかえる)
第一回は2015年10月5日の予定。開講日時は回によって変更される場合があります。
履修者の実験等で出席が困難な場合に、発表の順番等を柔軟に入れ換えますので事前に連絡して下さい。

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