芸術と社会   Art and Society

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担当教員
伊藤 亜紗 
使用教室
金1-2(H136)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0185
シラバス更新日
2015年4月8日
講義資料更新日
2015年7月23日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

アートは社会の役に立つのか?ズバリこの問いに答えます。古代ギリシャのパルテノン神殿から現代アートまで、古今東西の作品をとりあげながら、アートの機能や芸術が社会にもたらすものについて考えます。またアートを通して、他者に寄り添うコミュニケーション力を身につけます。講義は講師によるレクチャーだけでなく、グループごとのディスカッションやワークショップを行い、自分の頭を使って考える姿勢を重視します。

講義の目的

・ アートの社会的機能を理解する。
・ 生身の人間に寄り添う共感的姿勢とコミュニケーション力を身につける。

講義計画

4/10第1回:ガイダンス
4/17第2回:社会の中の芸術(1)古代における芸術の役割
4/24第3回:社会の中の芸術(2)中世〜近代における芸術の役割
5/1第4回: 社会の中の芸術(3)戦争画
5/8第5回: 社会の中の芸術(4)風刺(ディスカッション準備課題配布)☆
5/22第6回:社会の中の芸術(5)表現の自由と暴力(ディスカッション)
5/29第7回:地域と芸術(1):パブリックアート1
6/5第8回: 地域と芸術(2): パブリックアート2
6/12第9回: 地域と芸術(3):地方芸術祭
6/19第10回:人と関わる(1):JR(レポート課題および事前課題配布)☆
6/26第11回:人と関わる(2):レポート課題のための事前作業(グループワーク)
7/3第12回:人と関わる(3): chim→pom
7/10第13回:人と関わる(4):川俣正
7/17第14回:人と関わる(5):クシシュトフ・ウディチコ
7/24第15回:レポート提出およびプレゼンテーション

教科書・参考書等

伊藤亜紗『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)

関連科目・履修の条件等

グループ分けがありますので、初回の授業に必ず参加してください。(どうしても参加できない場合は、メールで連絡すること)100人程度で人数制限をする可能性があります。
この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。

成績評価

・ ワークの内容(授業中に行うもの)…5×11=55点
・ ワークの内容(自宅で行うもの)…10×2=20点
・ インタビューレポート…25点
・ クラス全体への発言…1回につき2点
    *変更になる可能性があります

担当教員の一言

必要な知識は存分に提供しますが、自分の頭で考え、発表する過程を経て初めて知識は力になります。自分を高めたい人の参加を歓迎します。

その他

連絡先:大岡山西9号館9階913号室(内線3342)

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