アートから見る日本社会   Contemporary Art and Japan

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担当教員
伊藤 亜紗 
使用教室
金1-2(H121)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0184
シラバス更新日
2015年9月24日
講義資料更新日
2016年1月21日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

戦後の日本を代表する作品(絵画、音楽、小説、映画、アニメなど)を、さまざまな角度から観賞・解釈していきます。特に、なぜその時代にその作品が作られたのかに注目します。作品は、その時代を反映します。当時の人びとがどのようなことを考え、何を感じていたか。戦後の日本について単に情報として知るのではなく、時代によりそってその時代を生きた人びとのリアリティを実感することを目指します。講義ではグループワークを積極的に行います。

講義の目的

作品について多面的に理解する面白さを知ること。
自分の言葉で、戦後の日本について語れるようになること。

講義計画

(1) 10/2   イントロダクション
1950年代
(2) 10/16  作家たちの戦争体験(1):河原温
(3) 10/23   作家たちの戦争体験(2):浜田知明  
(4) 10/30  「記録」の流行     
1960年代
(5) 11/6    高度経済成長と表現(1):メタボリズム       
(6) 11/13   大阪万博  
(7) 11/20   高度経済成長と表現(2):岡本太郎 
(8) 11/27   ◎50-60年代まとめレポート発表&提出
1970年代
(9) 12/4    若者の時代(1):「公」の解体     
(10) 12/11   若者の時代(2):科学への不信
1980年代
(11)12/18   バブルの気分(1):記号の消費       
(12)1/8    バブルの気分(2):おたくの誕生
1990年代
(13) 1/14木  「リアル」の時代(1):1995年
(14) 1/22    「リアル」の時代(2):心理主義
(15) 1/29   ◎70-90年代まとめレポート発表&提出

教科書・参考書等

そのつど資料を配布します。

関連科目・履修の条件等

この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。

成績評価

・ 授業参加度        14点
・ レポート   30点×2回
・ 自宅ワーク 25×1回
・ クラス全体への発言 1回につき2点

担当教員の一言

いわゆる日本美術の授業ではないので注意すること。初回の授業に必ず出席すること。

その他

連絡先:大岡山西9号館9階913号室(内線3342)

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