- 担当教員
- 松村 芳明
- 使用教室
- 金1-2(S221)
- 単位数
- 講義：2 演習：0 実験：0
- 講義コード
- 0179
- シラバス更新日
- 2015年9月24日
- 講義資料更新日
- 2015年9月16日
- 学期
- 後期 / 推奨学期：4
講義概要
憲法（学）に関する基礎的で最重要の事項について学ぶ講義である。具体的には、立憲主義や憲法の歴史、憲法改正、平和主義等の、専門的には「憲法総論」と呼ばれる事項について学んだ後、人権の概念や人権保障の基本的なあり方等の「人権総論」領域について学び、最後に「人権各論」領域の学習に移ることになる。なお、現実の諸問題と学問との架橋をはかるというスタンスをできるだけ意識しながらの講義となる。
講義の目的
憲法総論領域、人権総論領域における重要事項についての理解と、人権各論領域の重要事項のうち、できるだけ多くの事項についての理解が目標となる。また、現実のさまざまな問題と学問との架橋を目指すというスタンスに一貫して立ちながら学ぶことにより、鋭敏な憲法感覚を習得することも目標となる。
講義計画
１．講義の概略
２．憲法とは何か①（法とは何か）
３．憲法とは何か②（近代憲法の成立）
４．憲法とは何か③（立憲主義）
５．憲法改正
６．平和主義
７．憲法による人権保障の基本枠組み・違憲審査制
８．人権の原理と限界①（人権の概念・分類・適用範囲）
９．人権の原理と限界②（人権の主体・限界）
１０．個人の尊重・プライバシー権
１１．法の下の平等
１２．思想・良心の自由
１３．信教の自由
１４．表現の自由
１５．試験
教科書・参考書等
教科書：石埼学ほか編『リアル憲法学〔第２版〕』（法律文化社、２０１３年）
関連科目・履修の条件等
この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。
成績評価
試験による。
担当教員の一言
憲法については、高校までの学習で得た知識や一般常識、マスコミなどから得る情報によって、すでにそれなりの理解があるかもしれないが、それらだけでは
まったく十分ではなく、半年間の講義によって新たな知識に大量に接することになる。そのような期待と覚悟をもって臨んで欲しい。
その他
推奨学期：４学期
連 絡 先：大岡山西9号館7階714号室 価値システム事務室
