自己と社会のイノベーション論   Theory and practice of Self and social innovation

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担当教員
中野 民夫 
使用教室
月3-4(W371)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0168
シラバス更新日
2015年9月24日
講義資料更新日
2015年9月16日
学期
後期  /  推奨学期:2

講義概要

自分の人生を充実した豊かなものにすることと、私たちが生きるこの社会をよりまともなものにしていくことは、ひとつらなりの道である。自分が本当にやりたいことや気になることについていくことができれば、本人の人生がいきいきと輝くだけでなく、周囲に必ずよい影響を与える。そんな自動詞の連鎖によるやさしい革命への道を探る。より納得できる人生と社会を創るための2つの基本と8つの道をまとめた拙著『みんなの楽しい修行』(春秋社、2014)を一章ずつ読み、参加型の授業で、実習を交えながら体験的に学んでいく。

講義の目的

より納得できる人生と社会を創出していくための2つの基本と8つの道を体験的に学ぶ。
受動的な授業ではなく、自ら該当頁を読んでミニレポートを書き、小グループで対話し、話し合いを通して学び合う、参加型授業で主体性を育む。

講義計画

1.オリエンテーション:「楽しい修行」の2つの基本と8つの道
2.2つの基本①:自分の至福についていく
3.8つの道①:身体と呼吸と心を調える
4.8つの道②:食生活を正し農に触れる
5.8つの道③:外と内の自然を体験する
6.8つの道④:多様な人々と対話をする
7.前半ふりかえりダイアローグ、中間レポート課題確認
8.8つの道⑤:未知なる異世界を旅する
9.8つの道⑥:目の前の仕事をやりきる
10.8つの道⑦:もっと気楽にアートする
11.8つの道⑧:祈ることと感謝すること
12.後半ふりかえりダイアローグ
13.2つの基本②:今ここをマインドフルに生きる
14.全体総まとめ、最終レポート課題確認
15.各自の最終レポートを元に総括ワークショップ

教科書・参考書等

教科書:『みんなの楽しい修行』(中野民夫、春秋社、2014)
参考書:その都度、提示する。

関連科目・履修の条件等

本気で自分の人生とこの社会をよりまともにしたいと願う者の履修を期待する。毎回、宿題として教科書の該当箇所を事前に読み、ミニレポートを書くことが条件。講義形式ではなく、小グループでの対話を通して学び合うワークショップ型の参加型授業で行うので、積極的な参加が不可欠。

成績評価

毎回の積極的な参加と宿題75%、中間と最終レポート25%

担当教員の一言

博報堂勤務30年、同志社大学3年半を経て、この秋学期から東工大に着任。生身のコミュニケーション力、主体性や生きる意欲、社会に関わる力など、総合的な人間力を養う実践的な授業を皆と共に創りたく。

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