国際経済論   International Economics

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担当教員
佐藤 仁志 
使用教室
月5-6(W521)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0159
シラバス更新日
2015年9月24日
講義資料更新日
2015年9月16日
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

貿易や直接投資などを通じて経済の国際的相互依存関係は一層強まっており、通商政策の重要性も増しています。この講義では、貿易や直接投資が国全体の富や国内の異なる経済主体の経済厚生に与える影響と通商政策の経済学的な意味を中心に議論する予定です。より具体的には、(1)貿易利益の源泉は何か、(2)何が各国の貿易構造を決めるのか、(3)富の分配はどのように変化するか、(4)通商政策は経済にどのような影響を与えるか、(5)なぜ通商政策が用いられるのか、といった基本的な問題を取り上げます。経済学が国際経済の様々な事象にどのようにアプローチするかを知っていただきたいと思います。

講義の目的

ミクロ経済学の分析枠組みを利用して国際貿易や直接投資のメカニズムとその経済学的な帰結をやや厳密に学習します。また、貿易政策についても、経済学的な理解を深めます。現実世界で進む経済の国際化に関する様々な事象を分析的に考えられるようになるための土台を作りを目的とします。いくつか重要な考え方が出てきますので、まずはその理解に努めてみてください。

講義計画

Part I 導入
1. 国際経済を学ぶ意義
2. 消費、生産、交換
Part II 貿易の要因と経済的帰結
3. 交易条件と貿易利益
4. 比較優位
5. 要素賦存と貿易
6. 規模の経済性
7. 製品差別化と産業内貿易
8. 企業の異質性
Part III 政策
9. 関税
10. 補助金
11. 貿易政策の政治経済学(1)
12. 貿易政策の政治経済学(2)
Part IV 国際経済を巡るトピック
13. 直接投資と多国籍企業
14. 外国人労働
15. 貿易と経済成長

教科書・参考書等

特に教科書は指定しない。必要に応じて資料を配布する。参考書については初回授業時に提示するが、入門書として例えば以下がある。
石川城太・菊地徹・椋寛著『国際経済学をつかむ』,有斐閣, 2007.

関連科目・履修の条件等

この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。

成績評価

学期末試験と課題提出などの平常点を加えて総合的に評価する。詳細は初回授業で説明する。

担当教員の一言

人数制限をする場合があるので、初回授業に必ず出席すること。

その他

連絡先:大岡山西9号館7階714号室 価値システム事務室

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