現代社会と宗教   Religion in Contemporary Society

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担当教員
弓山 達也 
使用教室
月3-4(H121)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0138
シラバス更新日
2015年9月24日
講義資料更新日
2015年9月16日
学期
後期  /  推奨学期:2

講義概要

本講義では私たちの宗教観からはじめ、現代における宗教状況を概観し、いくつかのトピック(スピリチュアリティ、カルト、宗教的価値観と世俗の価値観の対立、宗教病理、宗教の社会貢献など)を選んで、学生とともに考えていく。教団の歴史や教義や儀礼よりも、現代における宗教の位置・意味・役割を考える講義である。

講義の目的

この講義を通じて、学生が以下の知識や能力を身につけることを目指す。
(1)現代社会における宗教状況に関して概略を押さえ、その役割について理解する。
(2)現代宗教の可能性と危険性について見極める能力を持つ。
(3)宗教とは何か、自分の言葉で語れるようになる。

講義計画

第1回~第4回:宗教とは何か(私たちの宗教観、宗教の定義、宗教基礎知識など)
第5回~第8回:宗教とカルト(宗教の暴力性・危険性、マインドコントロールなど)
第9回~第13回:学生の選んだトピックを解説・検討
第14回~第15回:まとめと確認テストとその解説

教科書・参考書等

特にない

関連科目・履修の条件等

特にない

成績評価

リアクションペーパーとグループワークとその成果と確認テストで成績をつける。その割合については初回の講義で決定する。

担当教員の一言

(1)本を読めば判ることを話すつもりはない。自分の頭で考え、それを他者に伝えることを重んじる。
(2)そのため課題を自分に引き寄せ、受講者数にもよるが、グループワークや発表を取り入れる。
(3)受講に関する注意事項や人数制限をする場合があるので第1回目の講義には必ず出席すること。

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