日常生活の中で健康を維持していくことは、人々が個人的なQOLを高いレベルで生きていくことを目指すために大切なことである。しかし、具体的にどのような事柄を量的/質的に認識し、日々実践する事が個人又は共同体に生きる人の健康度を高めることになるのか。身の回りにある様々な情報、リソースを意識して各自の健康に関する意識を高め、日常生活を営む上で人間の心理面、社会面を振り返りながら生活習慣を見直し、現代に生きることを考え生命、環境、健康に関する知識の習得と生涯にわたる健康の保持増進への理解を促すことをねらいとする。
人間と生命観という観点から健康科学に目を向けて、現代を生きる私たちの認識面を分析し、自然の一部の人間についてホリスティックな観点から深く考える機会を提供する。講義の内容を通して自己認識/自己理解、他者理解/社会性、コミュニケーションスキルを高める。哲学的、理論的知識を自己の意識から行動へ転移させていく自己モチベーションを向上させる。
第1週 健康科学に関するコンセプトマッピングを通して領域の明示化、健康をどのように捉えているか? Definition Search、恊働学習を目指して / 課題:セルフコラージュ
第2週 自己表現/セルフコラージュを通して、Self-expression、人と繋がるための情報の提供と共有、Commuunicativeな健康科学を目指して / 課題:Visual Data
第3週 生活環境の中のPeople Careの現状、QOLとWellness 概念について
第4週 Insight into our future “What’s coming?”、Terrestrial以外のフィールドに生きれるか? 海底〜宇宙空間へ / 課題:テーマサーチ
第5週 グループプロジェクト=21st Century Skillsを意識した課題、健康促進(Health Promotion)をテーマにしたプロジェクト / 課題:グループプロジェクト
第6週 グループプロジェクト発表、プレゼンテーション
第7週 まとめ、グループプロジェクト発表、ふりかえりレポート
関係書籍、Web Site、読書リストは講義時に提示する。
1年次の必修科目であり、指定されたクラスでのみ受講が可能です。
プロジェクトベースの学びを実践、課題に対する成果、作品、個人の参加度、グループ貢献度、独創的なアイデアとデザイン思考を他者評価と自己評価を基本とする。
本講義は参加型、体験学習型授業のため積極的な受講を期待する。
katnamba_at_lab.tamagawa.ac.jp
(_at_:@に置き換え)