日常生活の中で健康を維持していくことは、人々が個人的なQOLを高いレベルで生きていくことを目指すために大切なことである。しかし、具体的にどのような事柄を量的/質的に認識し、日々実践する事が個人又は共同体に生きる人の健康度を高めることになるのか。身の回りにある様々な情報、リソースを意識して各自の健康に関する意識を高め、日常生活を営む上で人間の心理面、社会面を振り返りながら生活習慣を見直し、現代に生きることを考え生命、環境、健康に関する知識の習得と生涯にわたる健康の保持増進への理解を促すことをねらいとする。
人間と生命観という観点から健康科学に目を向けて、現代を生きる私たちの認識面を分析し、自然の一部の人間についてホリスティックな観点から深く考える機会を提供する。講義の内容を通して自己認識/自己理解、他者理解/社会性、コミュニケーションスキルを高める。哲学的、理論的知識を自己の意識から行動へ転移させていく自己モチベーションを向上させる。
第1週 オリエンテーション、健康科学に関する事前アセスメント(学習履歴、興味関心、希望など)
第2週 Active Learning、精神的健康パターン
第3週 Reframing、自己実現、健康度・生活習慣診断検査
必要資料を配布します。
クラス指定の条件に合った学生のみ受講が可能です。
出席、提出物、リポート課題等から総合的に評価します。
ishikawa_at_hum.titech.ac.jp
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