宇宙地球科学基礎ラボ1 水   Earth and Space Sciences,Laboratory and Field Studies1

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担当教員
岡元 太郎  松島 政貴 
使用教室
水5-8  
単位数
講義:0  演習:0  実験:1
講義コード
1783
シラバス更新日
2014年3月18日
講義資料更新日
2014年3月18日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

宇宙地球科学における実験や観測の手法を体験し,宇宙地球科学に対する理解を深める。つぎのような室内実験および構内を利用した野外実験を行う。太陽光スペクトルの観察,太陽電波の観測,惑星クレーター実験、大地比抵抗測定,重力測定,GPS測量,地震探査>,岩石の弾性波速度測定,岩石・鉱物の顕微鏡観察など。

講義の目的

宇宙地球科学の大きなテーマは、さまざまな方法を用いて地球・惑星やその他の天体の形状や内部を探ること、そこに生起する自然現象のメカニズムを解明すること、その知見をそれらの現象の予測や制御に応用すること、そして地球・太陽系・宇宙の進化の歴史をひもとくことであると言えるでしょう。この科目は、そのような宇宙地球科学の研究で用いられる実験・観測・データ解析の初等的な部分を体験するために企画されました。この実験を通して宇宙地球科学実験の一端に触れるとともに、その作業を通して宇宙地球科学の大きなテーマにも視野が広がるようになることを期待しています。

講義計画

つぎのような室内実験および大学構内を利用した野外実験の中から3項目を選定し、少人数(3-4名)のグループに分かれて実施する予定である。太陽光スペクトルの観察,惑星クレーター実験,大地比抵抗測定,重力測定,地震探査,岩石の弾性波速度測定など。

教科書・参考書等

「宇宙地球科学基礎ラボ1」テキストを配布する。

関連科目・履修の条件等

履修条件は、宇宙地球科学に興味があり、熱意をもって実験に取り組むことです。なお、本実験と関連する講義に「宇宙地球科学」、関連実験に「宇宙地球科学基礎ラボ2」と「宇宙地球科学基礎ラボ3」があります(これらの講義・実験は本実験の履修条件ではありません)。基礎ラボ1と合わせて受講すれば、宇宙地球科学に関する理解が深まるでしょう。

成績評価

実験・実習への出席状況と、3項目の実験レポート成績にもとづいて決定する。実験科目なので実験への参加状況は重視する。レポートについては、レポートのまとめ方、実験時に指示した課題への取り組み、実験結果にもとづく考察等を総合して成績を決定する。

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