宇宙地球科学A d   Earth and Space Sciences, Series A

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担当教員
竹内 拓 
使用教室
木1-2(W531)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
1752
シラバス更新日
2014年3月18日
講義資料更新日
2014年3月18日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

以下のテーマ及び関連する事象を選び,現代的な宇宙地球科学を紹介する予定である。

1)宇宙開びゃくから現在までの宇宙のたどった歴史,ビッグバン宇宙,銀河,恒星の形成と進化,惑星系の形成過程について概説する。
2)太陽系の形成過程を物理法則に基づいて解説する。太陽系内の諸惑星の特徴を惑星形成論の立場から解説する。
3)地球内部構造を地震学に基づいて解説する。プレートテクトニクスとマントル内部の対流運動の関係を解説する。
4)星の大気・高層大気における諸現象を概観し,活発に活動する恒星である太陽の影響下にある惑星の環境というものを概説する。
5)地球の大気と海洋,高層大気における諸現象を概観し,それがいかなる物理法則により解明できるかを考える。さらに,超高層大気一大気一海洋を1つの系とする地球環境問題も検討する。
6)地球内部の構造とダイナミクスに基づいて,新しい地震像を解説する。さらに,地震発生予測研究の現状についても概説する。
7)地球,惑星,月の探査について,物理学的観点から概説する。
8)地球の有限な資源と人間活動による地球環境の破壊について概観する。化石燃料と金属鉱床の成因,及び埋蔵量を解説し,そのあるべき利用法を考える。
9)地震・風に関係する自然現象について,そのしくみを概説し,都市あるいはそれを構成する建築物への影響を解説すると共に,自然災害,環境問題の現状を解説する。

講義の目的

理学、工学、生命科学の各分野を将来専攻する一年生を対象に宇宙物理学・惑星物理学・地球物理学の基礎をそれぞれの最新の研究成果を交えて平易に解説する。「宇宙地球科学B」を合わせて受講することにより、宇宙地球科学に特有の時間空間スケールに対する考え方、常に進化を続ける複雑なシステムに対する歴史科学的アプローチなどを習得する。高校での地学の履修は前提としない。

講義計画

以下のテーマ及び関連する事象を選び、現代的な宇宙地球科学を紹介する予定である。
1)宇宙開びゃくから現在までの宇宙のたどった歴史、ビックバン宇宙、銀河、恒星の形成と進化、惑星系の形成課程について概説する。
2)太陽系の形成過程を物理法則に基づいて解説する。太陽系内の諸惑星の特徴を惑星形成論の立場から解説する。
3)地球内部構造を地震学に基づいて解説する。プレートテクトニクスとマントル内部の対流運動の関係を解説する。
4)星の大気・高層大気における諸現象を概観し、活発に活動する恒星である太陽の影響下にある惑星の環境というものを概説する。
5)地球の大気と海洋、高層大気における諸現象を概観し、それがいかなる物理法則により解明できるかを考える。さらに超高層大気-大気-海洋を1つの系とする地球環境問題も検討する。
6)地球の有限な資源と人間活動による地球環境の破壊について概観する。化石燃料と金属鉱床の成因、及び埋蔵量を解説し、そのあるべき利用法を考える。
7)地震・風に関係する自然現象について、そのしくみを概説し、都市あるいはそれを構成する建築物への影響を解説すると共に、自然災害、環境問題の現状を解説する。
8)地球、惑星、月の探査について、物理学的観点から概説する。

教科書・参考書等

担当教員により異なる。初回の講義時にアナウンスする

関連科目・履修の条件等

とくになし

成績評価

担当教員により異なる。初回の講義時にアナウンスする

担当教員の一言

1年生の前期・後期を通じて、宇宙地球科学A、Bをそれぞれ1コマずつ履修できるように配慮されている。

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