化学実験第一 III   Chemistry Laboratory I

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担当教員
小松 隆之  藤本 善徳  小澤 健一  大山 清  大塚 拓洋  高橋 治子  藤井 孝太郎  古川 森也 
使用教室
月7-9(W521,化学実験室)  
単位数
講義:0  演習:.5  実験:1.5
講義コード
1683
シラバス更新日
2014年3月18日
講義資料更新日
2014年3月18日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

I 化学の基本的事柄を各人の直接的経験によって理解させ,あわせて化学実験の一般操作を修得させることを目的とする。化学実験第二に継続する。
II みょうばんの結晶,標準電極電位,クロムの化学,メチルオレンジの合成,pH滴定曲線,コンピュータを用いた分子モデリングについて実験を行う。所定のテキストを使用する。

講義の目的

化学の基本的事柄を各自が直接経験する実験や観察により理解すると共に化学で用いられる基本的な操作を習得することを目的とする。

講義計画

1. ミョウバンの結晶:金属アルミニウム、水酸化カリウムおよび硫酸を用いてカリウムアルミニウムミョウバンを合成する。あわせて基本操作の習得を目的とする。
2. メチルオレンジの合成:pH指示薬の一つであるメチルオレンジをジアゾカップリング反応を用いて合成する。
3. 標準電極電位:標準電極電位を決定する方法を学び、金属錯イオン生成反応の平衡定数の決定に応用する。
4. クロムの化学:クロムおよびその化合物の基本的性質・反応性を理解する目的で、(1)クロムと酸・アルカリとの反応、(2)クロム酸の性質、(3)クロムイオンの酸化性・還元性について実験を行う。
5. pH滴定曲線:ガラス電極pH計を用いて強塩基による強酸や弱酸の中和滴定曲線を求める。
6. コンピュータを用いた分子モデリング等を行う。

教科書・参考書等

教科書:理工系大学基礎化学実験 第3版(講談社サイエンティフィク)

関連科目・履修の条件等

白衣持参のこと

成績評価

出席、実験の理解度と実験にとりくむ姿勢およびレポート

担当教員の一言

世界最高の理工系総合大学を目指している本学一年次の重要な実験科目の一つであり、所属する類にかかわらずできるだけ多くの学生が履修することを望む。

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