真空中における電気現象と磁気現象について解説する。クーロンの法則といった経験的な法則から始め、その応用を議論したり、より抽象的な形式に書き直したりする。最終的にそれらはマックスウェル方程式にまとめられ、そこから電磁波の存在が導かれることを説明する。ベクトル解析等必要な数学についても解説する。なお、物質中の電磁気現象については扱わない.
電磁気学の基礎を修得し,自然界における電磁気現象を理解する。電磁気学の法則がマクスウェルの方程式にまとめらることを理解することが一つの目標となる。
第1回:イントロダクション、ベクトル解析
第2回から第6回:静電気現象
第7回から第11回:静磁気現象
第12回から第15回:時間変動する電磁気現象,Maxwell方程式と電磁波
「電磁気学」田中秀数著 培風館
できるだけ,物理学B演習を履修すること
講義参加状況、レポート、試験