物理学A V-a   General Physics A

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担当教員
陣内 修 
使用教室
火1-2(H111)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
1507
シラバス更新日
2014年4月1日
講義資料更新日
2014年7月22日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

大学初年度前学期で習う力学は理工系科目の中でも最も基礎的な科目です。基本的には高校で習った
力学の延長線上にありますが、使用する数学の制限を受けず、高校では扱えなかったトピックを自由
に学習できますので、身の回りの中に隠れている物理現象を直接取り扱うことができるようになります。
質点の運動をより体系化したもので定義したのち、中心力を基本とした惑星の運動、角運動量を持った
物体の運動、そして質点の固まりの系である剛体を扱います。最後に足下の座標系が動いたなかでの力学
法則(相対運動)についても習います。

講義の目的

力学で扱う対象がどのような運動をするのかは、ある程度感覚だけに頼っても予測することが
できます(例:ボールがどのように地面で跳ねるかなど)。その予測は経験に基づくものですが、
その経験は普段我々が知らないうちに慣れ親しんでいる物理法則が背後にあります。
この講義では数式を用いてその法則を明らかにしていきます。講義を通じて、その運動の本質は
どこにあったのかなどをしっかりと議論できるようにすることが目的です。

講義計画

おおまかに以下の順序ですすめます。
o ガイダンス、力学とは
o 運動の法則・運動とエネルギー(1次元)
o 振動
o 運動とエネルギー(2次元)
o 角運動量
o 惑星の運動1
o 惑星の運動2
o 中心力
o 質点系の力学
o 剛体の運動1
o 剛体の運動2
o 相対運動1
o 相対運動2

教科書・参考書等

力学 福島雄児・杉山忠男 著 (講談社)基礎物理学シリーズ

関連科目・履修の条件等

この講義に対応した、物理学演習を受講することを強く勧める

成績評価

出席点 + 2回の定期テストによる総合評価

担当教員の一言

プリントを配布して、スライドによる説明をします
プリントに書き込みをするので、筆記用具は必要です

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