物理学A II-ab   General Physics A

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担当教員
松下 道雄 
使用教室
金5-6(W241)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
1503
シラバス更新日
2014年5月9日
講義資料更新日
2014年3月18日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

I 物理学で用いられる方法・考え方を修得し,同時に基礎的法則を修得することを目的とする。所定の教科書を用いる。
第1,2,3,5,6及び第7類の学生に対して行う。
II 質点,質点系及び剛体の力学。

講義の目的

ニュートンの古典力学の体系を学び、力学現象を究明する際、用いられる物理学の方法や概念を理解し、それらを実際に応用できるようにする。

講義計画

※ 以下の順番でやるわけではありませんが、以下の項目を網羅します。

1.運動の記述と運動の3法則
位置、速度、加速度、運動の法則、運動量、力積

2.質点の1次元の運動
単振動、強制振動、仕事、エネルギー保存則、ポテンシャル

3.質点の2次元の運動
放物体の運動、2次元の場合の運動方程式の積分、線積分、保存力

4.中心力と角運動量
ベクトル積、力のモーメント、角運動量、中心力

5.惑星の運動
ケプラーの法則、万有引力の法則、惑星の運動の記述

6.質点系の力学
2体問題、質量中心、相対座標、質点系の運動量、角運動量、エネルギー

7.剛体の力学
剛体の運動方程式、慣性モーメント、物理振子、剛体の平面運動

8.相対運動
慣性系、慣性力、コリオリカ

教科書・参考書等

戸田盛和 著 「力学」 (岩波書店) 等

関連科目・履修の条件等

なし

成績評価

7月13日の講義中に試験を行ない、その結果に基づいて成績をつける。試験中、ノート1冊の持込を許可する。
毎回出席をとることはしないが、出席人数が極端に少ない場合は、出席をとり、評価の対象とする。

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