音楽は人にのみ理解できる伝達手段であり、ドレミの音律音階は今では世界共通の言語となっている。一方、音楽業界では制作ソフト、録音再生ツールや楽器などに至るまで、殆どがディジタル化されており、21世紀の音楽に関わって行く学生諸君にとって興味深い、これからの音楽についての考え方を喚起して行く。物心両面、対人対物を合わせて学べる音楽の創造は、理工系学生にとって非常に適した教科課題であり、精密な頭脳と鋭敏な感性が必要とされるものである。
音楽の創造に関わるインスピレーションと習熟の必要性を説き、創作意欲を啓発し、商品開発に迫る創造力を培う。作品制作にあたっては、単なる思い付きではなく、どういう作品が多くの人の共感を呼ぶか、喜んでもらえるかを常に考えて創作し、全員の作品発表会で作品を披露し、互いの反応や評価を体験する。
出来る限り多くの音楽を分析的に聞き、創造創作の考え方やヒントを解説する。
音楽の仕組みや人の感性に訴えかける秘密を解説する。同時に音楽理論(クラシック和声、ジャズポピュラー理論)の基礎を始めシンセサイザーやディジタル音響機器の開発の歴史、音声のMIDIコントロールやテクノロジーの開発発展にもチェックを入れる。並行して、各自がオリジナル作品を制作する。
授業内容の解説プリントを配布する。
出席率は成績に大きく関係する。
自作オリジナル曲を制作し、授業の最後に行う発表会で披露する各自の作品を互いに聞いて論評を書く。出席率と聴講態度及び作品の評価で成績を決める。
人数制限を行うことがあります。
必ずガイダンスに出席して下さい。(10月8日(水)12:20-13:00 @西9号館 W933)