インダストリアルデザインワークショップ   Industrial Design Workshop

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担当教員
堀 秀旗  肥田野 登 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:0  演習:1  実験:0
講義コード
0809
シラバス更新日
2014年4月14日
講義資料更新日
2014年3月18日
学期
前期  /  推奨学期:3,5,7

講義概要

ものづくりの原点において最も重要であると考えられる「創造力と発想力」について、
ワークショップ形式で具体的な課題を製作しながら思考する授業である。

講義の目的

様々な制限の中で製品化される際に、常識や慣習がデザインにおいて創造力の抑制となっていることから、まずはそれを開放し、「無から有を導く」新鮮な発想力を生み出すことの可能性を検証する。

講義計画

【講義計画・日程】
毎週 金曜日9,10限目(16:50-18:20)
第1回 5月16日(金) フリーデイスカッション(既成概念を取り払うための事前準備)
第2回 5月23日(金) 創造力について
第3回 5月30日(金) 発想力について(発想の必要性と危険性)
第4回 6月06日(金) 論理的デザインとは
第5回 6月13日(金) 論理的デザインの実例(ドアハンドルのデザイン)
第6回 6月20日(金) 論理的デザインの実践と検証(学生によるデザイン作成とその検証)
第7回 6月27日(金) 論理的デザインの実践と検証(学生によるデザイン作成とその検証)

教科書・参考書等

自由な発想の妨げになる可能性があるため、あえて資料は使用しない。

関連科目・履修の条件等

特になし
ただし人数制限をする場合がある

成績評価

出席・レポート提出による

担当教員の一言

「真の発想力とは・・・」

革命的なデザインを起こそうと欲するならば、まずは固定観念と既成の概念を取り除く必要がある。しかし人は生きるために価値の物差しを有し、それを振り回して日々を過ごしている。その価値の物差しが、まさに観念や概念となっており発想する際の妨げになっている。生きるために自然に備わった観念や概念を取り除くという作業は、そんなに簡単なことではない。本授業は脳の活動範囲に変化を促し自由な発想のメカニズムをトレーニングするものである。

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