前半は「環境」をテーマに、後半は「生と死」をテーマに、生命理工or社会理工の教員が毎回一人ずつ話をします。ひとくちに「環境」や「生と死」といっても、常在菌から国際政治まで内容はさまざま。ひとつの問題について多様な切り口から考えます。そして、それらがすべてつながっていることを実感していただきたいです。
「環境」や「生と死」という問題の広がり全体を理解し、自分なりの意見を持つこと。
導入
10/10《病のありか1》
10/22《病のありか 2》
part 1:環境
10/29《環境思想の誕生》
11/5《ヒトと環境をつなぐ常在菌》
11/12《性格や体質を決める遺伝要因と環境要因》
11/19《気候変動と生物多様性に関するガバナンス》
12/3《バイオテクノロジーの役割と功罪(仮)》
12/10 総合討議:各講義の関連についてレポートを書いていただき、それをもとに学生+教員でディスカッションをします。
part 2:生と死
12/17《日本人の生老病死と医療システム》
12/24《細胞自食“オートファジー”の研究に見る基礎研究の大切さ》
1/7《組織や器官の再生》
1/14《いのちと生命》
1/21《医療に役立つものづくり》
1/28 総合討議:各講義の関連についてレポートを書いていただき、それをもとに学生+教員でディスカッションをします。
特になし。プリント等を用意します。
この科目は、平成18年度以降の入学生には総合科目、17年度以前の入学生には総合科目Bの単位として認定されます。
レポート(前半授業に関するレポート+後半授業に関するレポートを合計2回提出することが必要)。
この講義は生命科学を専門としない学生用の講義です。予備知識を必要としません。生命科学を専門とする学生も受講することはできますが、専門的な知識の修得ではなく、基本的な知識を得たうえで、それについて考えるきっかけをつかむことを目的とします。
なお、人数制限をする場合があるので、初回の授業に必ず出席すること。