様々な分野において国際化やグローバル化の波が広がりを見せる中で,国際関係の基本的知識の習得はもはや現代社会をいきていくための常識ともなりつつある。この講義では,特に地球環境問題に焦点を当て、グローバルな課題を詳細に見ることで、国際関係を見ていく際にカギとなるいくつかの考え方を検討することで、国際政治への視座を養うことを目的とする。とりわけ、課題を発見し、解決していく問題指向の考え方を養うことに重点をおく。
この講義では、特に具体的に地球環境問題に焦点を当てながら、国際関係論の基本となる見方・考え方を提供することを目的とする。
詳しい計画は最初の回でお知らせします。
・蟹江憲史「環境政治学入門:地球環境問題の国際的解決へのアプローチ」丸善、2004年
・飯田敬輔「国際政治経済(シリーズ国際関係論)」東京大学出版会、2007年
この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。
最終回に試験を実施する。
前もっての知識は必要とはしませんが、新聞やニュースに留意し、自分なりの問題意識をもって授業に臨んでください。 詳しい講義計画は、第1回授業時に配布します。
推奨学期:2学期
連 絡 先:大岡山西9号館7階714号室 価値システム事務室