国際経済論   International Economics

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担当教員
佐藤 仁志 
使用教室
金1-2(H114)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0159
シラバス更新日
2014年9月19日
講義資料更新日
2014年9月18日
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

現代経済は貿易や直接投資などを通じて、国際的相互依存関係を一層強めている。これに伴い、自由貿易協定に代表される通商政策の重要性も増している。この講義では、貿易や直接投資が国全体の富や国内の異なる経済主体の経済厚生に与える影響、通商政策の経済学的な意味について議論する。より具体的には、(1)貿易利益の源泉は何か、(2)何が各国の貿易構造を決めるのか、(3)富の分配はどのように変化するか、(4)通商政策は経済にどのような影響を与えるか、(5)なぜ通商政策が用いられるのか、といった根本的な問題について考える。本講義は国際経済に関する包括的、概論的な講義ではなく、国際貿易の重要な考え方と論点に絞ってそれらを深く扱う。

講義の目的

ミクロ経済学の枠組みを利用して国際貿易の基礎的なメカニズとその経済学的な帰結をやや厳密に学習する。また、貿易政策についても、理論的な理解を深める。これらによって、現実世界で起こっている経済の国際化に関する様々な事象を分析的に考えるための土台を作る。

講義計画

Part I 導入
1. 国際経済を学ぶ意義と分析枠組
2. 貿易理論の基礎
Part II 貿易の要因と経済的帰結
3. 交易条件と貿易利益
4. 要素賦存と貿易
5. 中間財貿易と賃金格差
6. 規模の経済性・製品差別化と産業内貿易
7. 企業の異質性
8. 貿易利益と分配
Part III 政策
9. 貿易利益と地域経済統合
10. 関税障壁
11. 貿易政策の政治経済学(1)
12. 貿易政策の政治経済学(2)
Part IV 国際経済を巡るトピック
13. 直接投資と多国籍企業
14. 外国人労働
15. 貿易と経済成長

教科書・参考書等

特に教科書は指定しない。必要に応じて資料を配布する。参考書については初回授業時に提示するが、入門書として例えば以下がある。
石川城太・菊地徹・椋寛著『国際経済学をつかむ』,有斐閣, 2007.

関連科目・履修の条件等

この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。

成績評価

学期末試験と課題提出などの平常点を加えて総合的に評価する。詳細は初回授業で説明する。

担当教員の一言

人数制限をする場合があるので、初回授業に必ず出席すること。

その他

連絡先:大岡山西9号館7階714号室 価値システム事務室

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