情報科教育法III   Studies on Method of Information Study III

文字サイズ 

担当教員
松田 稔樹  波多野 和彦 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:0  演習:1  実験:0
講義コード
3536
シラバス更新日
2013年10月17日
講義資料更新日
2013年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

Ⅰ 「教育工学I」で学んだ授業設計の考え方と,「情報科教育法Ⅰ」「同Ⅱ]で学んだ普通教科「情報」の学習指導要領理解とに基づき,教科の目標を達成する上で必要な授業設計,教材開発,教育方法,学習評価等に関する知識,技能,考え方等を修得することを目的とする。
Ⅱ 普通教科「情報」の「情報と社会」または「情報の科学」の特定の単元を題材として,具体的に授業設計,教材開発,模擬授業,学習評価などについて演習を通じて検討し,授業実施に必要な指導案,教材,評価問題を完成させる。
Ⅲ 教育工学Ⅰ」の単位を取得していること,「情報科教育法Ⅰ」「同Ⅱ」の単位を既に取得しているか,同じ年度に,本授業に先立って履修し,必要な課題を全て提出していることを履修条件とする。

講義の目的

・「教育工学I」で学んだ授業設計の考え方と,「情報科教育法Ⅰ」「同Ⅱ]で学んだ普通教科「情報」の学習指導要領理解とに基づき,教科の目標を達成する上で必要な授業設計,教材開発,教育方法,学習評価等に関する知識,技能,考え方等を修得することを目的とする。
・普通教科「情報」の「情報と社会」または「情報の科学」の特定の単元を題材として,具体的に授業設計,教材開発,模擬授業,学習評価などについて演習を通じて検討し,授業実施に必要な指導案,教材,評価問題を完成させる。

講義計画

授業は、集中講義の形をとるが、1回5時限分の割合で3回程度に分けて行う。
主に、土曜日に開講する。
1. 単元の展開と課題の発想・教材化
2. 目標分析と教材開発の方法
3. 模擬授業の実施と授業評価・改善

教科書・参考書等

・文部科学省(2009) 高等学校学習指導要領.
・文部科学省(2010) 高等学校学習指導要領解説・情報編(Web)
・情報化の進展に対応した初等中等教育における情報教育の推進等に関する調査研究協力者会議(1997) 体系的な情報教育の実施に向けて.文部省
・教育工学前半のプリント
・各教科書会社から出版されている「情報」の教科書
・中央教育審議会答申(2008)「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について」文部科学省

関連科目・履修の条件等

・教務課への履修申告の他に,学期始めに連絡教員(松田稔樹)にメールで履修登録すること。この連絡が無いと、授業の課題の連絡が届かず、単位は取得できないことになるので注意すること。(掲示板や,人間行動システム専攻松田研究室Webページ内の授業のページ http://www.et.hum.titech.ac.jp/~matsuda/classes.html に注意すること。)
・「教育工学Ⅰ」の単位を取得していること,「情報科教育法Ⅰ」「同Ⅱ」の単位を既に取得しているか,同じ年度に,本授業に先立って履修し,必要な課題を全て提出していることを履修条件とする。
・授業においては,教科に関する科目として,「情報」に関する専門基礎科目をある程度履修しているという前提で行うので,授業設計に必要な教材知識は,自己学習することを求める。

成績評価

・出席状況、演習、模擬授業、レポート等の成果に基づいて行う。
・1/3以上欠席すると単位は修得できない(1回の授業に1時間以上遅刻・早退した場合は出席とみなさない)。なお、模擬授業の回は欠席を認めない。

担当教員の一言

・本授業では、実際に、コンピュータやネットワークを利用しながら授業を進める。表計算ソフトウェアやデータベースソフトウェアについて、利用環境を自分で整え、基本操作等に習熟しておく必要がある。
・授業で最終的に提出してもらう全ての資料は、学校現場でも活用してもらうことを前提とする。 すなわち、それ等の著作権は、各グループメンバーや個人メンバーに帰属するが、それ等をフリーソフト(またはデータ)として無料で流通させることとする。

このページのトップへ