基礎生物学A 4   Basic Biology A

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担当教員
濱口 幸久  蒲池 利章 
使用教室
月1-2(W621)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
1713
シラバス更新日
2013年9月20日
講義資料更新日
2013年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:2

講義概要

I 基礎生物学A,基礎生物学Bともに,様々な生命現象に対する基礎的な理解を得ることを目的とする。講義内容などについては各担当教員が初めにガイダンスを行う。講義の理解を容易にするために基礎生物学実験を合わせて履修することが望ましい。
II およそ下記のような事項について講義する。
生物体(個体・器官・組織・細胞)の構造と機能,生殖と発生,遺伝と進化,分類と系統,生物と環境。

講義の目的

本講義は様々な生命現象に対する基礎的な理解を得ることを目的とする。高等学校で生物学を学んでこなかった学生にも理解できるよう、基本的なことから講義を始める。
生物が利用しているエネルギー系、情報系、運動系をミクロな分子からマクロな生物個体までにわたって、概観する。

講義計画

1.はじめに
2.生命物質ー命と物の間(1章)
3.細胞ーしなやかな建築ブロック(2章)
4.代謝ー酵素は縁結びの神様(3章)
5.遺伝ー情報化された命綱(4章)
6.ヒトの進化と遺伝ー涸れざる魅惑の源泉(10章)
7.動物性器官ーうごくしくみ(5章)
8.植物性器官ー身体という迷宮のトポロジー(6章)
9.ホメオスタシスーにぎやかな無意識の対話(7章)
10.発生ーウサギが飛び出す手品の帽子(1)(8章)
11.発生ーウサギが飛び出す手品の帽子(2)(8章)
12.脳と心ー脳内動物園の三猛獣(11章)
13.おわりに
 注:括弧内の章番号は裳華房「理工系のため生物学」坂本順司著の章番号である。

教科書・参考書等

裳華房「理工系のため生物学」坂本順司著を教科書の1例とするが、他のものでもよい。熟読して、理解していただきたい。

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

ミニテスト、出席、レポートにより評価する。必ずしも、3者すべてを課すとは限らない。

担当教員の一言

生物、特に動物において、エネルギー、運動、情報伝達を中心にどのような構造により生きていく仕組みがはたらくのか理解してもらえるよう意図した。

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