基礎物理学実験 2類   Experiments in General Physics

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担当教員
田中 秀数  垣本 史雄  江間 健司  常定 芳基  町田 洋  加来 滋  栗田 伸之 
使用教室
月7-9(物理実験室)  
単位数
講義:.5  演習:0  実験:1.5
講義コード
1592
シラバス更新日
2013年3月21日
講義資料更新日
2013年3月21日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

I 物理学で用いられる実験技術を修得し,物理学A,B,Cにおいて修得した,あるいは修得することになる概念を実験によって確かめる。

II 前学期においては,力学・波動・光・熱についての7実験題目について,後学期においては,電磁気・原子物理についての7実験項目について実験を行う。コンピュータを用いたデータ収集,処理技法の修得も目指す。

講義の目的

2または3人一チームの少人数で実際に実験を行うことにより基礎物理学の理解の一層の向上を計る。また、基本的な装置の操作方法、データの収集、整理、解析、および考察等の実験の基礎を学ぶ。下記16の実験テーマのうち1から7までを前学期に、残りを後学期に行う。担当教員の指導のもと、各テーマ毎にインストラクター(助教、技術職員、大学院生(T.A.))1人が直接指導に当たる。コンピュータを用いたデータ収集や整理等も学ぶ。

講義計画

1. 角運動量と慣性力
2. ヤング率
3. 液体の表面張力
4. 固体の比熱
5. 空気の比熱の比
6. 光波の回折と干渉
7. 光の波長の測定
8. 電気抵抗
9. 熱起電力
10. 磁気エネルギー
11. 等電位線
12. 交流回路と共振
13. 増幅器の周波数特性
14. 物質によるβ線の吸収
15. 電子の比電荷
16. プランク定数

教科書・参考書等

垣本史雄 江間健司 編「基礎物理学実験」(東京教学社)

関連科目・履修の条件等

受講希望者は、毎年4月に催されるオリエンテーションに出席して、受講方法の詳細について説明を受けること。前期のみ、または後期のみの履修は認めない。

成績評価

提出レポート(前後期各1回)、出席状況および履修態度

担当教員の一言

1つの装置を2~3人で使用できるという恵まれた環境の中で物理学実験の楽しさを充分味わってください。単位取得は非常に簡単です。

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