物理学B V-a   General Physics B

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担当教員
中村 隆司 
使用教室
火1-2(W631)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
1543
シラバス更新日
2013年10月8日
講義資料更新日
2013年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:2

講義概要

電磁気学の基礎法則(マクスウェル方程式)を学ぶ。物理の基礎法則の理解を通じて自然科学の奥深さを知る。電磁気学は現代科学技術の基礎ともなっており、応用面でも重要であることを強調したい。

講義の目的

電磁気学の基礎方程式「マクスウェル方程式」の理解を目指す。この基礎方程式は「ガウスの法則」、「アンペールの法則」、「ファラデーの法則」などと対応づけられるので、これを理解し、真空中の電気現象、磁気現象に関する基本問題が解けるようにする。さらに、「電磁波」がどのようにしてこの方程式から得られるのかを理解する。

講義計画

1. 電荷と電場
2. 磁場、磁束密度、電流密度
3. マクスウェル方程式
* 数学的補足:スカラー積、ベクトル積、全微分、偏微分、ベクトル場の微分、積分、ベクトル場の流速、ガウスの定理、ストークスの定理 
4. 静電場
5. コンデンサー
6. 電流と抵抗
7. 電流と静磁場
8. 電磁誘導
9. 過渡現象
10. 交流回路
11. 電磁波

教科書・参考書等

渡邊靖志著(培風館) 基礎の電磁気学

関連科目・履修の条件等

物理学Aを履修していることが望ましい。
今学期に物理学B演習を履修することが望ましい

成績評価

中間テスト(40点)期末テスト(60点)
出席(毎回のアンケート)を成績に加味することもありうる。

担当教員の一言

演習をしっかりやるようにしましょう。質問はアンケートに答える形でも良いので、積極的に。

連絡先(メール、電話番号)

nakamura@phys.titech.ac.jp
内線2652

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