電磁気学の基礎法則(マクスウェル方程式)を学ぶ。物理の基礎法則の理解を通じて自然科学の奥深さを知る。電磁気学は現代科学技術の基礎ともなっており、応用面でも重要であることを強調したい。
電磁気学の基礎方程式「マクスウェル方程式」の理解を目指す。この基礎方程式は「ガウスの法則」、「アンペールの法則」、「ファラデーの法則」などと対応づけられるので、これを理解し、真空中の電気現象、磁気現象に関する基本問題が解けるようにする。さらに、「電磁波」がどのようにしてこの方程式から得られるのかを理解する。
1. 電荷と電場
2. 磁場、磁束密度、電流密度
3. マクスウェル方程式
* 数学的補足:スカラー積、ベクトル積、全微分、偏微分、ベクトル場の微分、積分、ベクトル場の流速、ガウスの定理、ストークスの定理
4. 静電場
5. コンデンサー
6. 電流と抵抗
7. 電流と静磁場
8. 電磁誘導
9. 過渡現象
10. 交流回路
11. 電磁波
渡邊靖志著(培風館) 基礎の電磁気学
物理学Aを履修していることが望ましい。
今学期に物理学B演習を履修することが望ましい
中間テスト(40点)期末テスト(60点)
出席(毎回のアンケート)を成績に加味することもありうる。
演習をしっかりやるようにしましょう。質問はアンケートに答える形でも良いので、積極的に。
nakamura@phys.titech.ac.jp
内線2652