- 担当教員
- 江間 健司
- 使用教室
- 月5-6(W631)
- 単位数
- 講義：2 演習：0 実験：0
- 講義コード
- 1531
- シラバス更新日
- 2013年9月20日
- 講義資料更新日
- 2013年9月20日
- 学期
- 後期 / 推奨学期：2
講義概要
I 物理学Aと同じ方針で行う。所定の教科書を用いる。
II 静電界，電流，静磁界及び電磁波など。
講義の目的
電磁気学の基礎を学ぶ。基本的な電磁現象の意味を把握し、それらの数学的な表現を与える。
電磁現象を究明する際の物理学の方法や概念を理解し、それらを実際に応用できるようにする。
なお、講義計画は必要に応じてその一部を変更することもある。
講義計画
１．静電界の性質（I）
クーロンの法則、電界、電界に関するガウスの法則
２．静電界の性質（II）
電位、電気双極子
３．導体（I）
導体、導体内の電荷と電界
４．導体（II）
コンデンサーと静電エネルギー、電界のエネルギー、マックスウェル応力
５．定常電流
電流とオームの法則、電流の電子論
６．静磁界
磁界、電流に働く磁気力
７．電流と磁界（I）
電流の作る磁界、ビオ・サバールの法則
８．電流と磁界（II）
アンペールの法則、磁束密度に関するガウスの法則
９．変動する電磁界（I）
電磁誘導の法則、誘導電界
１０．変動する電磁界（II）
相互誘導と自己誘導
１１．変動する電磁界（III）
電束線の運動と磁界、変位電流
１２．マックスウェル方程式と電磁波
積分形および微分形マックスウェル方程式、電磁波
教科書・参考書等
田中秀数著「電磁気学」培風館、物理学課程入門コース
関連科目・履修の条件等
物理学Aを履修していることが望ましい。
基礎物理学演習を併せて履修することを強く推奨する。
成績評価
期末試験等による。
