文系ゼミ第五(創造と思考のレッスン)   Advanced Humanities and Social Sciences V

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担当教員
伊藤 亜紗 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:0  演習:2  実験:0
講義コード
0525
シラバス更新日
2013年3月25日
講義資料更新日
2013年3月21日
学期
前期  /  推奨学期:5,7

講義概要

自分の手と心を動かすことによって、創造性と発想力、批評的な視点を磨くレッスン。具体的には①つくること(制作)②みること(観賞)③書くこと(論述)の3つを連動させながら行う。

講義の目的

何かを作るというのは、実際には「できてしまう」ような経験である。最初の計画どおりには事は進まず、自分が作っているものに翻弄される過程にさまざまな発見がある。またできあがったもののことを、作者自身が一番理解しているとは限らない。自分がいったい何を作ってしまったのか、仲間とともに考えることで、新しい自分に出会ってほしい。

講義計画

① 作品に関しては、そのつど課題をだす(例えば「自分の分身を作る」など)。表現のメディアは絵画でも立体でも音楽でも小説でも何でもよい。制作は授業時間外に各自で行ってもらう場合がある。講評の時間を重視する。
② 観賞に関しては、指定された展覧会や公演に各自で出かけ、全員でディスカッションを行う。
③ 論述に関しては、そのつどテーマに応じて自分の体験を交えた短い文章を書いてもらう。その後全員で読み合わせとディスカッションを行う。言葉を道具として自分の感覚や思考を深める訓練。

一ヶ月に①〜③をおおむね一度ずつ行う予定

教科書・参考書等

なし

関連科目・履修の条件等

授業に先立ってアートの基礎知識やスキルを身につけている必要ない。アートという枠にこだわらず、創造性や発想力を磨きたい人にもおすすめである。あまりに人数が多い場合は選考を行う。

成績評価

課題へのとりくみによって評価する。

担当教員の一言

4月10日(水)12:30から伊藤研究室(大岡山キャンパス西9号館913号室)でガイダンスを行うので、受講希望者は必ず参加すること。

その他

連絡先:大岡山西9号館9階913号室(内線3342)

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