日本戦後美術史   Japanese Contemporary Art History

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担当教員
伊藤 亜紗 
使用教室
金1-2(W331)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0184
シラバス更新日
2013年9月20日
講義資料更新日
2014年2月3日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

あらゆる価値が崩壊した戦後、芸術家たちは、自分たちの過去をみつめ、めざすべき日本の未来を真剣に模索した。原爆の体験をどのように引き受けるのか?科学の力を信じて経済的に発展することは本当によいことなのか?日本の戦後美術の歴史を知ることを通じて、現代の日本社会がどのような迷いや悩み、争いの果てに立っているのか、日本社会の文化的思想的来歴を学ぶ。

講義の目的

講義は過去についてだが、過去を知る目的は未来について構想するためである。各自が、どのような日本の未来を望むのか、どのような考え方を価値あるものとして選択するのか、考えるヒントを得てほしい。

講義計画

第1回:イントロダクション
第2回:戦争と美術(1)
第3回:戦争と美術(2)
第4回:「記録」の流行(1)
第5回:「記録」の流行(2)
第6回:大阪万博
第7回:メタボリズムと岡本太郎(1)
第8回: メタボリズムと岡本太郎(2)
第9回:アングラ(1)
第10回:アングラ(2)
第11回:「公」の解体(1)
第12回:「公」の解体(2)
第13回:80年代の文化
第14回:90年代以降の表現(1)
第15回:90年代以降の表現(2)

教科書・参考書等

そのつど資料を配布する。

関連科目・履修の条件等

今年度からの開講科目なので、2年生以外の履修も受け入れる。ただし、人数が多すぎた場合には2年生を優先する。
この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。

成績評価

毎回授業の最後に小レポートを書いてもらう。その内容と期末テストで評価する。

担当教員の一言

いわゆる日本美術の授業ではないので注意すること。初回の授業に必ず出席すること。

その他

連絡先:大岡山西9号館9階913号室(内線3342)

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