コミュニケーションと国際関係   Communications and International Relations

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担当教員
パトリック ハーラン 
使用教室
月5-6(H111)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0149
シラバス更新日
2013年3月22日
講義資料更新日
2013年3月21日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

国際社会における日本は負け犬か?いや、そうではない。絶対違うはず。領土問題、国際経済競争における苦戦、貿易競争など…各方面で日本政府や日系企業が外国勢に苦戦している様が毎日のようにニュースに挙がっている。果たしてそうなのか?実のところ、技術力や経済力そして教育力…日本には世界水準の要素が揃っている。そうなると、もしかして欠けているのはコミュニケーション力なのではないか?この授業では国際関係の基礎知識とともにビジネスや外交、そして各々の国際交流の場でも役立つ、世界に通用するコミュニケーションスキルを参加型形式で身につけることを目指す。

講義の目的

「阿吽の呼吸」や「空気を読む」など、日本特有のやり取りが使えない国際的な場でも成功するコミュニケーション能力の達人を育てるのが第一目的である。講師自身が外国(つまり日本)で生活し、お笑い芸人、役者、コメンテーターなどとして生計を立てている身としての実体験を踏まえて、プレゼン、交渉、ディベートなどで役立つコツを伝授する。「グローバル社会で日本を引っ張る次世代のリーダー」だけでなく「異性の外国人にモテたい人」などにもお勧め!

講義計画

三部構成とする。
コミュニケーションスキル
レトリックの基本
レポートや演説の構成
ボディーランゲージの国際規範
外国語の習得と活用

国際関係の基本や現状
国際関係論の基本
国家間の衝突と協力
会社や組織同士の競争とコラボレーション
個人レベルの交流
宗教や慣習、国民性の影響

ロールプレイングを含めた実践練習
プレゼン
ブレインストーミング
ディスカッション
交渉
ディベート
演説

教科書・参考書等

講義中に指示する

関連科目・履修の条件等

この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。

成績評価

講義の出席、参加。宿題。期末プロジェクト。

担当教員の一言

国際関係に興味がある人やかかわりたい人だけではなく、「言いたいことがうまく言えない!」「言いたいことを言っても聞いてもらえない!」「言いたい事がいっぱいあるが言える場がない!」「言いたいこと自体がない!」…そんな方々にもお勧め。お互いに刺激しあって、学業にも仕事にも役立つコミュニケーション力を磨き上げていこう。実生活にも役立つはず。

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