論理学第二   Logic II

文字サイズ 

担当教員
藁谷 敏晴  東 克明 
使用教室
月5-6(W531)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0104
シラバス更新日
2013年9月20日
講義資料更新日
2013年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

第二では述語論理の構造を扱うが,その際命題論理の無限への拡張と述語論理の体系の関係について考察する。さらに,述語論理の背景となる哲学的な諸問題を論じながら,モデルの概念を導入説明し,完全性や決定可能性等に関するメタ定理を証明する。さらに,述語論理と知識表現論の問題などについても論じる。なお,第二の履修に際しては第一を既に履修していることを条件とする。

講義の目的

演習によって述語論理の基礎を習得する。さらには、述語論理のいくつかのメタ定理を証明することを通じて、論理に関する哲学的問題について、技術的内容を伴った理解ができるようになることを目指す。

講義計画

1 イントロダクション,単項述語論理(構文論)
2単項述語論理(日本語文の記号化)
3-4単項述語論理(演繹)
5-6単項述語論理(有限モデルと議論の非妥当性)
7 演習
8 中間テスト
9 述語論理(構文論)
10 述語論理(日本語文の記号化)
11-12 述語論理(演繹)
13-14述語論理(モデルと議論の非妥当性)
15 演習 (テスト期間に期末テスト)

教科書・参考書等

適宜プリントを配布する。

関連科目・履修の条件等

この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。

成績評価

2回のテストによって評価する。

担当教員の一言

論理学は一言で云えば推論の妥当性に関する学問である。そして20世紀においてそれは数学化され、現在ではコンピュータの正確な理解にとって不可欠のものとなっている。また論理は人間の合理性、科学の合理性にとって不可欠の要素である。こうした学問を早い時期に学んでおくことは非常に望ましい。後期は命題論理の自然な発展として述語論理を扱う。
なお、人数制限をする場合があるので、一回目の授業に必ず出席すること。

その他

推奨学期:4学期
連絡先:大岡山西9号館7階714号室 価値システム事務室

このページのトップへ