理科教育法III   Studies on Method of Science Teaching III

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担当教員
松田 稔樹  小佐野 隆治  砂岡 康宏 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:0  演習:1  実験:0
講義コード
3527
シラバス更新日
2012年10月16日
講義資料更新日
2012年9月21日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

Ⅰ 教育工学の授業で学ぶ授業設計・評価手法と,教育課程の意義・編成と教科の指導法(理科) Ⅰ,Ⅱで学ぶ理科教育に関する基礎知識を有機的に結びつけ,理科教育における教育課程の編成,教材の選択と配列の方法に関する実践的理解を深めることを目的とする。
Ⅱ 教育課程編成,教材分析,授業設計,教授法,評価方法などを内容とする。
Ⅲ 教育課程の意義・編成と教科の指導法(理科)Ⅰ,Ⅱ及び教育工学Ⅰを予め履修したものとして授業を行う。

講義の目的

・教育工学の授業で学ぶ授業設計・評価手法と,教育課程の意義・編成と教科の指導法(理科)Ⅰ,Ⅱで学ぶ理科教育に関する基礎知識を有機的に結びつけ,理科教育における教育課程の編成,教材の選択と配列の方法に関する実践的理解を深めることを目的とする。
・理科の中でも,主に,物理と化学に焦点を当て,授業設計,教授スキルの活用方法,評価方法などの内容について,模擬授業を中心とした演習を行う。また,模擬授業を行う準備として指導案作成の課題を課す。

講義計画

・物理分野の指導と教材開発
・化学分野の指導と教材開発
・理科の授業におけるICTの活用や探求活動の扱い

教科書・参考書等

・中学校及び高等学校の理科教科書(個別に使用する教科書を指定する)
・文部科学省・高等学校学習指導要領解説~理科編・理数編

関連科目・履修の条件等

・教務課への履修申告の他に,学期始めに連絡教員(松田稔樹)にメールで履修登録すること。この連絡が無いと、授業の課題の連絡が届かず、単位は取得できないことになるので注意すること。(掲示板や,人間行動システム専攻松田研究室Webページ内の授業のページ http://www.et.hum.titech.ac.jp/~matsuda/classes.html に注意すること。)
・「教育課程の意義・編成と教科の指導法(数学)Ⅰ」および「教育工学Ⅰ」の単位を既に修得している者のみ,履修を認める(ただし,教育工学Iの単位は取得済みで,今年度の夏季休業期間中に「教育課程の意義・編成と教科の指導法(理科)Ⅰ」を履修し,当該授業のレポートを本授業科目担当者に提示して,単位取得の見込みがあると判断された場合を除く。
・なお,科目等履修生の場合は,これらに相当する科目の単位修得状況が分かる成績証明書等を願書提出時に提出すること。)
・本授業は演習であり,授業への出席を重視する。(出席回数が少ない場合は不可とする。)
・原則として上の実施内容ごとに課題を出す。それぞれの課題は,他の課題と関連しているため,提出期限を守ることが重要である。
・課題として提出してもらう教材,授業計画案等の資料は,学校現場に流通させ,活用してもらい評価してもらうことを考えている。すなわち,それ等の著作権は,作成者個人に帰属するが,それ等をフリーソフト(またはデータ)として無料で流通させる。

成績評価

・出席状況,課題提出状況,課題達成度に基づいて評価する。

担当教員の一言

・全ての課題を提出していることが成績評価の前提条件である。

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