コミュニケーションツールとしての卓球
卓球の技能の向上やコミュニケーション能力、ならびにグループワークスキルの修得をねらいとする。全15週の内訳は、前半7週程度まで基礎技術の習得、次にシングルスゲーム、ダブルスゲームの順に進める。
卓球の技能の向上やコミュニケーション能力、ならびにグループワーク(リーダーシップ・フォローワーアップ)スキルの修得をねらいとする。生涯スポーツへの契機となるよう、楽しく積極的に運動を行う姿勢を養う。試合後には必ず「振り返り」の時間を設け、対戦相手とともに技能・戦術分析を行う。
第1週 種目別ガイダンスと種目分け,種目別の連絡
第2週 打球動作について(「打つ」,「押す」,「当てる」の違い.ボールの軌跡と打球位置)
打球動作における身体の使い方(脚と体幹の向き,腕の振り方)
第3週 基礎技術:フォアハンドの打ち方(ショート打法)
フォアハンドラリー
第4週 基礎技術:バックハンドの打ち方(ショート打法)
バックハンドラリー
第5週 基礎技術:フォアハンドの打ち方(ロングドライブとショートカット)
フォアハンドラリーとフットワーク
第6週 基礎技術:バックハンドの打ち方(ロングドライブとショートカット)
バックハンドラリーとフットワーク
第7週 基礎技術
サービスの打ち方(ドライブとカットサーブ)
スマッシュの打ち方
レシーブの返し方(フリップ(はらい)とプッシュ(つっつき),ストップの使い分け)
第8週 シングルスゲーム1
技能レベルから3~4グループに分け,トーナメント戦. ルール説明,審判法
第9週 シングルスゲーム2
前週の結果によってグループを入れ替え,総当たり戦1
第10週 シングルスゲーム3
総当たり戦2
第11週 シングルスゲーム4
総当たり戦3
第12週 ダブルスゲーム1
チーム力が均一になるよう3~4チームに分け,コンビネーション練習
第13週 ダブルスゲーム2
チーム対抗戦1
第14週 ダブルスゲーム3
チーム対抗戦2
第15週 まとめ,ミニレポート作成,授業評価
なし
なし
技能、理解、実践などから総合的に評価する。
見た目以上にハードなスポーツです。「楽だろう」という安易かつ誤った解釈で選択することのないように。