物理学B VII-a   General Physics B

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担当教員
垣本 史雄 
使用教室
水3-4(H135)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
1541
シラバス更新日
2012年10月15日
講義資料更新日
2012年10月15日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:2

講義概要

原則,教科書に沿いながら,数々の電磁気現象を解説し,それを司る法則をきちんと理解させる.最後に,Maxwell方程式から電磁波について解説する.ただし,物質中の電磁現象は扱わない.このほかに,現代物理学の最近の話題についての簡単な解説をし,我々を取り巻く物理現象に対する興味を向上させるとともに,将来の専門領域での研究の基礎力向上をはかる.

講義の目的

電磁気学は力学と異なり,物理法則と現象とのつながりを理解することが難しい.これは,法則を表す式から,それが表す現象をイメージすることが困難であることに起因する.そこで,本講義では,電磁気現象をできるだけイメージ化して理解させ,それの帰結としての表現,すなわち,法則を解説する.以上の結果,Maxwell方程式を眺めながら,電磁波が真空中をどのように伝播していくかが理解できることを最終達成目標とする.

講義計画

1回の講義で原則2節ずつ進む.ただし,物質中の電気,磁気については,省略する.

教科書・参考書等

中山正敏著「電磁気学」裳華房

関連科目・履修の条件等

物理学Aを履修していることが望ましい.

成績評価

試験期間中に期末試験を行う.試験結果に出席点と受講態度を考慮して最終評価を行う.

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