物理学B VI-b   General Physics B

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担当教員
陣内 修 
使用教室
火3-4(H113)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
1540
シラバス更新日
2012年10月1日
講義資料更新日
2012年9月21日
学期
後期  /  推奨学期:2

講義概要

現代物理学の基礎である電磁気学を学ぶ。講義を通じて電気、磁気を元に起こる様々な現象を平易な数学を用いて定量的に理解してみる。また、電気・磁気が本来共通の基本法則から成り立っていること、電磁波=光であることを導きだすことを目標とする。

講義は基本的に板書を用いておこなう。専用のノートを持参すること。途中、演示実験をおこなったり、小テストを講義時間中に課すこともある。

講義の目的

電磁気学の基礎を学ぶ。基本的な電磁現象の意味を把握し、それらの数学的な表現を与える。電磁現象を究明する際の物理学の方法や概念を理解し、それらを実際に応用できるようにする。なお、講義計画は必要に応じてその一部を変更することもある。

講義計画

(目安です。予定が前後することがあります。)

第1回 
講義の説明、静電場の性質(クーロンの法則) 

第2回 
静電場の性質(ガウスの法則、電位、電気双極子)

第3回 
静電場の性質(予備)

第4回 
導体(導体、導体内の電荷と電場)

第5回 
休講予定

第6回 
導体(コンデンサ、静電エネルギー、マクスウェル応力)

第7回 
電流と磁場(静磁場)

第8回 
電流と磁場(ビオ・サバールの法則)

第9回 
電流と磁場(アンペールの法則、磁場に関するガウスの法則)

第10回
中間試験

第11回 
変動する電磁場(電磁誘導の法則、誘導電場)

第12回 
変動する電磁場(相互誘導、自己誘導)

第13回 
交流回路

第14回 
変位電流、マクスウェル方程式と電磁場

第15回 
誘電体・磁性体

教科書・参考書等

指定教科書:
渡邊靖志 著 「基礎の電磁気学」(培風館)

参考になる本:
R.P.ファインマン(著) 「ファインマン物理学III電磁気学」(岩波書店)
加藤正昭(著)、和田純夫(改訂)新訂版 演習電磁気学 (セミナーライブラリ物理学)

関連科目・履修の条件等

基礎物理学演習(電磁気学演習)を併せて履修することを強く勧める

成績評価

中間・期末試験の成績による。
途中小テストを行った場合は回収時にそれを出席点として加算することもある。

担当教員の一言

6類の進路は、土木・環境工学科、建築学科、社会工学科です。
直接、理学的な電磁気学は関係しませんが、電力・材料・経済などを今後現場で
第一人者として扱う上で、電磁気の基礎を知っていると役立つことが多々あります。
是非積極的に取り組んでみて下さい。

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