人文科学,社会科学についての深化した学習を通じて,文系学問の深い素養と思考法を修得することをめざす。少人数制を原則としたこの科目は,各授業担当教員により,開講形態,対象学年などが大幅に異なるので,「教授細目」(シラバス)」を参照されたい。
テーマ「21世紀のキーワード」
21世紀の社会を捉える上で重要と思われるキーワードをあげ、これに関連する資料を収集・整理し、社会学的な観点から分析を試みる。例えば、マルティメディア・ポストモダン文明・臓器移植・ターミナルケア・生命倫理・人工知能・付加価値など、どんな領域の言葉でもかまわない。各自が、これこそと思うキーワードでかまわない。
各自が興味関心のあるキーワードを提出する。これにもとづいて、資料の収集と整理の企画を立て、レポートを作成する。
キーワードごとに、読むべき書物や資料についてアドヴァイスを与える。
3年生以上に限る。
この科目は、平成18年度以降の入学生には文系ゼミ、17年度以前の入学生には文系発展ゼミの単位として認定されます。
レポートにより評価。
選択するキーワードは理系的なものであれ、文系的なものであれ、21世紀の社会を解読する上で重要と考えられることが条件である。一つの言葉に焦点を当て、これを深く追求する試みは、やってみるとなかなか面白いことがわかる。