第二次世界大戦後の日本は、どのような経緯を経て今に至ったのか。とかく高校までの授業ではなおざりにされてきた戦後日本の歴史を学ぶ。
現代の日本社会に生きる人間として、戦後日本の歴史を知っておくことは肝要である。社会人としての常識を身につけてもらう。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」。
1日本の第二の敗戦―東日本大震災
2日本・廃墟からの再生
3自衛隊の誕生
4「55年体制」の発足
5安保条約とは何だったのか
6総資本対総労働の対決
7日韓条約が結ばれた
8文部省対日教組
9高度経済成長が始まった
10「公害」が生まれた
11沖縄は返ってきたが
12学生の反乱に日本が揺れた
13田中角栄と日本列島改造
14バブルにGO!
15政権は交代したが
その都度指示する。
受講できるのは1年生に限る。履修希望が多い場合は、講義初日にリポートを提出してもらった上で抽選するので、希望者は初回に必ず出席すること。
なお、講義初日の4月9日(月)は講堂で行う。
複数回のリポートと論述試験を総合して評価する。
学生諸君の活発な授業参加を前提にしている。教授の海外取材に伴い休講が発生することがあるが、その場合は日を改めて補講する。講義内容は新聞に連載され、後日書籍にまとめられる予定であり、学生諸君の質問内容ややりとりなどが収録される可能性があることを事前に了解願いたい。