国際化時代に異文化理解は必須の課題である。そのためには,世界各国の主要な文学作品を通して,諸国民の考え方,感じ方,つまりは「心性」を理解するのも一方法だろう。本授業は,「世界文学」とは何かを皮切りに,ドイツ・フランス・ロシア・中国・英米の代表的作品(小説・詩・思想等)を鑑賞・考察する。授業は外国語研究教育センターの教員が,それぞれの専門を踏まえ,オムニバス形式で行うが,当該外国語の知識はなくてもよい。
国際化時代にあって、異文化理解は必須の課題である。そのためには、世界各国の主要な文学作品を通して、当該国民の考え方・感じ方、つまりは「心性」を理解するのも一方法だろう。本講義では、「世界文学」とは何かを皮切りに、ドイツ・フランス・ロシア・中国・英米の代表的作品(小説・詩・思想等)を鑑賞・分析しながら、各国の文学の特性に迫り、上述の目標にアプローチする。
1.文学とは何か
2.ドイツ人の特性
3.ゲーテの文学
4.カフカの文学
5.ノヴァーリスの文学
6.ホーフマンスタールの文学
7.ドストエフスキーの文学(1)
8.ドストエフスキーの文学(2)
9.チェーホフの文学
10.現代の英国文学
11.アイルランド文学 ワイルドの場合
12.パルザックの文学
13.カミュの文学
14.中国の新詩 新月派を中心に (I)
15.中国の新詩 新月派を中心に(Ⅱ)
プリント等を配布する。その他授業中に適宜指示する。
この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には総合科目Aの単位として認定されます。なお、この科目は原則として一年生だけを対象とします。
二回のレポート、および平常点の総合評価
講義内容の詳細はガイダンスで話す。
人数制限をする場合があるので、一回目の授業に必ず出席すること。
本年度2学期の世界文学入門Ⅱは休講する。
連 絡 先:大岡山西3号館10階1001号室(内線2671)