モネ、ゴッホ、ピカソなど、19~20世紀に活躍した芸術家の人生と創造の軌道をたどり、21世紀を生きる我々にとって美とは何かを考える。また、国内外の美術館・博物館の見所、社会における役割についても画像を豊富に交えながら論じていきたい。
美術館・博物館は市民が造形芸術にふれあう最前線である。世界のアートの主要な潮流を概観するとともに、現代社会におけるミュージアムの活動について考える。首都圏で開催される展覧会についても随時紹介したい。
東京工業大学とアート―ゴットフリード・ワグネルについて
レオナルド・ダ・ヴィンチ―15世紀の視覚革命
モネ―光を描く
ゴッホ―魂を描く
ピカソ―20世紀の視覚革命
ダリとマグリット―無意識を描く
ウォーホル―大衆消費社会を描く
美術館と学芸員(キュレーター)の仕事
世界遺産とミュージアム
ミュージアムの誕生―ルーブル美術館
ベルリン美術館島
現代美術の殿堂―ニューヨーク近代美術館
アジアのミュージアム
近代化産業遺産とミュージアム
ミュージアム建築を楽しむ
21世紀のミュージアム
講義中に指示する。
この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には総合科目Aの単位として認定されます。なお、この科目は原則として一年生だけを対象とします。
出席と授業中の小課題、およびレポートによる
これだけは知っておきたい、という芸術家の基礎を学ぶとともに、私の足と眼で確かめた世界と日本のミュージアムを厳選して紹介する。
なお、人数制限をする場合があるので、一回目の授業に必ず出席すること。
推奨学期:1学期
連絡先:大岡山西9号館9階915号室(内線2693)