心の科学の思考法   Paradigms of the Science of Mind

文字サイズ 

担当教員
徃住 彰文 
使用教室
金3-4(S011)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
3775
シラバス更新日
2011年11月10日
講義資料更新日
2011年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:2

講義概要

心という,物質として存在するわけではない対象を相手にして格闘しなければならないところに,心理学の困難さと醍醐味がある。心の科学者は,何世紀にもわたる研究を続けようとも,心そのものに手をふれることも,心そのものを目にすることもできないのである。そこで,心の科学者は,人間のふるまい,体験などを手がかりとして使いながら,心の本質に迫る方法を開発しなければならない。心理学の歴史は,こうした研究方法を編み出す歴史でもあった。
本講義では,実習を多用し,手元にあるわずかの手がかり(データ)から,どのようにして心の性質を推論するのかを,体験的に学習することを試みる。

講義の目的

心という,物質として存在するわけではない対象を相手にして格闘しなければならないところに,心理学の困難さと醍醐味がある。心の科学者は,何世紀にもわたる研究を続けようとも,心そのものに手をふれることも,心そのものを目にすることもできないのである。そこで,心の科学者は,人間のふるまい,体験などを手がかりとして使いながら,心の本質に迫る方法を開発しなければならない。心理学の歴史は,こうした研究方法を編み出す歴史でもあった.
本講義では,総合科目の特徴である実習を多用し,手元にあるわずかの手がかり(データ)から,どのようにして心の性質を推論するのかを,体験的に学習することを試みる.

講義計画

心理学の思考法[理論科学と経験科学]
トピック1
 心の能力[やる気,創造性,学習環境]
トピック2
 心に深層はあるのか[人格構造の診断]
トピック3
 繊細で精妙な心[感性と思考と感情のメカニズム]

教科書・参考書等

必要に応じて資料を配布する。

関連科目・履修の条件等

この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には総合科目Aの単位として認定されます。なお、この科目は原則として一年生だけを対象とします。

成績評価

学期中のデータ提出と,学期末までに提出するレポートー編に基づく。

このページのトップへ