文化人類学   Cultural Anthropology

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担当教員
上田 紀行 
使用教室
月5-6(W541)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
3653
シラバス更新日
2011年3月23日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

現代の世界的危機の根源を探り,その乗り越えをイメージしながら,文化人類学の入門を行う。文化の二面性,現代に至るまでの人類史の流れ,文化の習得と再創造などを講義するほか,受講者自身が自ら体験するワーク,ゲーム,ディスカッションなども行うので,積極的に参加して,自分を知り,他を知るきっかけとしてほしい。

講義の目的

文化はわれわれに豊かさを与えるが、同時にわれわれ誰もを「井の中の蛙」にしてしまう。特に現代社会のように高度にシステム化された社会では、「井の中」で一生懸命頑張れば頑張るほど、外の世界は見えなくなってしまうことになりがちだ。文化人類学の入門の講義だが、「閉じられたシステム」を発見し、それをいかに越えていけるかがテーマになる。

講義計画

現代社会の危機の根源はどこにあるのか?現代という時代はどういう時代なのか?そうした問題意識から出発し、「文化」の多様性を学んでいく。
第1部 現代社会の危機と「文化」の関係
第2部 「文化」とは何か-その二面性の罠
第3部 人類はどのような道を歩んできたか
第4部 「文化」の習得とその再創造
講義だけではなく、全員が参加するゲーム、ワーク、ディスカッションの場がある。

教科書・参考書等

講義中に指示する。

関連科目・履修の条件等

この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。

成績評価

レポート、期末試験

担当教員の一言

単に単位が欲しいという人には向かない。面白いことをやったろじやないか!という好奇心のある人の参加を期待したい。
なお、人数制限をする場合があるので、一回目の授業に必ず出席すること。

その他

推奨学期:3学期
連 絡 先:大岡山西9号館8階802号室(内線2259)

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