理論社会学   Theoretical Sociology

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担当教員
橋爪 大三郎 
使用教室
水1-2(W241)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
3652
シラバス更新日
2011年9月20日
講義資料更新日
2011年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:8

講義概要

社会という現象を研究するのに、どういう方法が有効なのか、過去の優れた理論家たちの苦闘を紹介する。言語ゲーム、マルクス主義、構造主義、軍事社会学、などといったテーマのいずれかに焦点をあてる予定。2009年度は、前年度に引き続き「軍事社会学」を開講する。

講義の目的

戦争ならびに軍隊は、重要な社会現象であるにもかかわらず、日本の大学ではほとんど扱われてこなかった。組織とテクノロジーの結晶である軍隊について、その基本的な特質、戦術と戦略のあり方、戦争の歴史、戦争の法的・経済的・政治的側面などについて議論する。

講義計画

1.軍事社会学とは何か
2.古代の戦争(旧約聖書、孫子など)
3.戦争の歴史(中世封建制)
4.戦争の歴史(絶対王政)
5.グロチウスと戦争の法
6.クラウゼビッツ
7.マハン
8.モルトケ
9.リデルハート
10.統師網要
11.孫子
12.冷戦(MAD)とポスト冷戦
13.安全保障
14.期末試験
15.予備

教科書・参考書等

プリントを配付する予定。

関連科目・履修の条件等

この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。

成績評価

期末試験もしくはレポートのほか、随時の出席票、および任意レポートを課す。

担当教員の一言

日本の大学ではおそらく唯一の講義です。講義計画は一部変更する場合があります。
なお、人数制限をする場合があるので、一回目の授業に必ず出席すること。

その他

推奨学期:8学期
連絡先:大岡山西9号館9階902号室(内線2667)

オフィスアワー
水曜昼休みほか

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