技術史第一   History of Technology I

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担当教員
中島 秀人 
使用教室
月3-4(W241)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
3611
シラバス更新日
2011年3月25日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

技術とは何だろうか?人間の生存の基礎かはたまた文化か?本講義では、科学や技術に関する職業に就く受講者が多数であることを考慮にいれながら、この問いを考える基礎として技術史を扱う。
 時代的には,古代から産業革命直前までの時期を対象とする。特に,通常軽視されがちな中世の技術にも焦点を当て,これが近代技術とどのようなつながりを持つのかを考察する。

講義の目的

科学技術を将来職業とする学生諸氏に、技術とは何かを考えるための基礎を提供する。
具体的な技術の発展については、通史というよりトピックを中心に議論し、各々の時代における技術の社会的役割、あるいは技術を支えてきた人々などを考える。

講義計画

第1講 ガイダンス:人類の登場と技術
第2講 古代の技術
第3講 新石器革命
第4講 文明の成立と技術概念の発展
第5講 ローマにおける技術
第6講 技術書の登場
第7講 古代における機械
第8講 アラブ世界と技術
第9講 中世の産業革命
第10-11講 レオナルド・ダ・ヴィンチ
第12講 近代技術への飛翔
第13講 技術とは何か?

教科書・参考書等

中島秀人『社会の中の科学』(日本放送出版協会)

関連科目・履修の条件等

この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の学生には文系基礎科目の単位として認定されます。

成績評価

出席点50%、学期末試験50%を予定

担当教員の一言

できるかぎりAV資料を活用します。後期の現代技術史と同じ教科書を使い、補いあう内容です。
人数制限をする場合があるので、一回目の授業に必ず出席すること。

連絡先(メール、電話番号)

連 絡 先:大岡山西9号館4階409号室(内線3255)
     メールアドレ等は「中島秀人」のホームページ」を参照

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