Ⅰ 教育思想の流れを概観して、教育の本質・目標について理解を深める。
Ⅱ 教育について,これまでどのような社会の建設と個人の育成を目指して展開されてきたかを歴史的にたどり、そのあり方について考える。
教育をめぐる様々な考え方を歴史的にたどり、自分なりに教育に考えていくための基礎的な知識と考え方を身につけることを目指す。
1 教育と社会・文化
教育の出発点としての社会と個人
2 古代西洋の教育:
ギリシアの教育
ローマの教育
3 中世の教育:
キリスト教と教育
教会、宮廷の教育
都市の教育、職人の教育
大学の誕生
4 近世の教育:
ルネッサンスの教育:人文主義と実学思想
宗教改革と教育
5 近代の教育:
啓蒙思想と教育
産業革命と教育
国家主導型教育の発展
現代の教育の問題点
6 日本の明治以後の教育:
西欧近代学校制度の導入
日本的近代学校制度の確立
「学歴社会」の成立
7 日本の戦後の教育:
戦後教育の展開
戦前と戦後の教育制度の連続と非連続
日本の教育の抱える問題点
なし
なし
レポート
教師になることだけでなく、なってからのことも考えるようにして、理想を見失わず、現実を見据えて生きていくための土台作りに励んでほしい。