宇宙地球科学B b   Earth and Space Sciences. Series B

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担当教員
岡元 太郎  松島 政貴 
使用教室
木1-2(W541)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
1781
シラバス更新日
2011年10月6日
講義資料更新日
2011年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:2

講義概要

以下のテーマ及び関連する事象を選び,現代的な宇宙地球科学を紹介する予定である。

1)元素の宇宙存在度とそれを生じた恒星進化の筋道を解説する。隕石や惑星構成物質を元素存在度の視点で解説する。
2)プレートテクトニクス理論に基づいて,地球で起こっている地震および火山活動や造山運動について解説する。
3)46億年間の地球・惑星の内部・表層・生物における進化について,最近の観測データも交えながら,比較惑星学入門編として講義する予定である。
4)汚染物質の大気中での拡散問題における燃焼プログラムのしくみと汚染物質の排出・大気中での汚染物質の拡散について概説する。
5)地球,惑星,月の探査について,物理学的観点から概説する。

講義の目的

理学、工学、生命科学の各分野を将来専攻する一年生を対象に地球史学、地球惑星物質学、資源環境学の基礎をそれぞれの最新の研究成果を交えて平易に解説する。「宇宙地球科学A」を合わせて受講することにより、宇宙地球科学に特有の時間空間スケールに対する考え方、常に進化を続ける複雑なシステムに対する歴史科学的アプローチなどを習得する。高校での地学の履修は前提としない。

講義計画

以下のテーマ及び関連する事象を選び、現代的な宇宙地球科学を紹介する予定である。
1)元素の宇宙存在度とそれを生じた恒星進化の筋道を紹介する。隕石や惑星構成物質を元素存在度の視点で解説する。
2)プレートテクトニクス理論に基づいて、地球で起こっている地震および火山活動や造山運動について解説する。
3)46億年間の地球・惑星の内部・表層・生物における進化について、最近のデータも交えながら、比較惑星学入門として講義する予定である。
4)汚染物質の大気中での拡散問題における燃焼プログラムのしくみと汚染物質の排出・大気中での汚染物質の拡散について概説する。
5)地球内部の構造とダイナミクスに基づいて、新しい地震像を解説する。さらに地震発生予測研究の現状についても概説する。
6)地球、惑星、月の探査について、物理学的観点から概説する。

教科書・参考書等

担当教員により異なる。初回の講義時にアナウンスする。

関連科目・履修の条件等

履修の条件は特にない。

成績評価

担当教員により異なる。初回の講義時にアナウンスする。

担当教員の一言

1年生の前期・後期を通じて、宇宙地球科学A、Bをそれぞれ1コマずつ履修できるように配慮されている。

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