化学第一 III-2   Chemistry I

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担当教員
鈴木 榮一  和田 雄二 
使用教室
月5-6(S634)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
1607
シラバス更新日
2011年3月23日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

I 化学で用いられる方法や考え方を修得する。所定の教科書を用いる。
II 化学を学ぶための導入と,熱力学,特に熱力学の第一法則を中心に講義する。

講義の目的

化学を学ぶための導入と、化学の基礎となる物理化学で重要な「熱力学」についての解説を行う。特に、熱力学の第一法則を中心に講義する。

講義計画

1.化学とは何か……対象と体系
2.化学の基礎とその方法論
3.気体の性質:完全気体
4.気体の性質:実在気体……ビリアル展開
5.気体の性質:実在気体……臨界点と対応状態の原理
6.熱力学第一法則の概念:仕事、熱、エネルギー
7.熱力学第一法則の概念:力学的仕事
8.熱力学第一法則の概念:熱とエンタルピー
9.熱力学第一法則の概念:熱化学
10.熱力学第一法則の概念:熱容量
11.熱力学第一法則の概念:反応エンタルピーの温度依存性
12.熱力学第一法則の方法論:状態関数と微分形式
13.熱力学第一法則の方法論:状態関数と微分形式
14.熱力学第一法則の方法論:定容熱容量と定圧熱容量
15.熱力学第一法則の方法論:断熱膨張の仕事

教科書・参考書等

教科書: P. Atkins, J. de Paula(千原秀昭、中村亘男訳):物理化学(上)第8版 東京化学同人 第1~3章

関連科目・履修の条件等

なし

成績評価

期末試験

担当教員の一言

III類の学生諸君にとっては専門の基礎となるものである。熱力学第一法則は化学第二での第二法則へ続くものであるからしっかりと学んで欲しい。熱力学は抽象的な概念を含んでいるので一度で完全な理解は困難であるが、諦めずに辛抱強く将来に渡って学んで欲しい。

その他

 

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