映像応用ワークショップ   Intermediate Visual Image Workshop

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担当教員
班 忠義 
使用教室
 
単位数
講義:0  演習:2  実験:0
講義コード
0882
シラバス更新日
2011年9月27日
講義資料更新日
2011年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:2,4,6,8

講義概要

ドキュメンタリー映画を独自の視点で制作できる人間を育てる。
社会や人間、歴史などを主眼として独自の考察力と表現力を持って、ドキュメンタリー映画を制作する。その創造力と個性を引き出すことを目的とする。

講義の目的

映像機材の進化により、映像を撮り、編集することは、ペンで文章を書くと同じようになっている。映像製作は、誰でもチャレンジできる表現手法となってきた。しかしかえってテーマにどのように向き合うかが重要な要素となる。
映像制作の初心者も歓迎する。中級者以上はテーマをより深める。自分の考え、関心、興味を基づいて、自分の手で一本の映像作品を完成させ、ドキュメンタリーの基本を覚え、自分の創造力を一ステップを開き、人生を豊かにする映像という道具を手にして、質の高い映画づくりを目標として実際に作業を体験する。
時間が限られているので積極的な参加と自主作業が求められる。

講義計画

集中講義 日程:11/12、19、26、12/3、10 いずれも土曜日、10:00~17:00 12/12(月)にプレゼンテーション

1.自分の関心のあるテーマを掘り下げ、作品として成り立つかどうか検討する。
2.映画制作の基本知識を習得する、--カメラ使い方、(撮影基本の露光、構図、音声、進行などを含めて)現場での撮影技術)、シナリオー(講成案)の検討、インタビューをする時の基本知識を伝える。撮影、取材現場に出かけ、取材を集め、整理の仕方、構成の仕方、次のステップにすすむ。
3.集めた素材をタイムラインに並べ、編集をしながら、映画の構成、進行、視点、面白さを考え検討し、より豊かな資材、内容、可能性を探る。
4.仕上げの編集には学生の使いやすいソフトを持って、より高い編集効果に挑戦しながら、作品の質を高めるよう作業をすすめる。
5.編集が完成した作品はDVDを作成し、上映会を行う。

教科書・参考書等

参考文献―『ドキュメンタリー映画の地平』佐藤真、『ドキュメンタリーとは何か』『映画は生き物の仕事である』土本典昭、「ドキュメンタリーを作る」山登義明 など。技術的なものについては適宜プリント配布。

関連科目・履修の条件等

Aを履修した学生がBを履修してもよい。学生の達成度に従って別課題を与える。
人数制限を行うことがあります。申告を希望する学生は、次のガイダンスに出席して下さい。
10月5日(水)12:20~ 大岡山キャンパス西9号館 W936講義室

成績評価

作品完成度及び、ドキュメンタリー映画に対する熱意、独自性、取り組む姿勢が評価されるポイントとなる。

担当教員の一言

このワークショップを通して、映画作りに興味と自信を持ち始め、監督への第一歩になるように。

その他

連絡先:世界文明センター(内線3892)

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