古典で学ぶ社会科学   Classics in Social Sciences

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担当教員
橋爪 大三郎 
使用教室
金3-4(W531)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0407
シラバス更新日
2011年3月28日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

政治学、経済学、社会学、・・・。文系の学問は、古典を読み解き、わがものとするところから始まる。これまで読みつがれてきた社会科学の古典、(のごく一部)を原典で読み、彼らの偉大な業績と、現在からふりかえったその意義を考える。

講義の目的

社会科学の勉強法は、その学問の骨格になる考え方をつくった学者の、古典を読むのが基本となる。例えば、ホッブズの『リヴァイアサン』。グロチウスの『戦争と平和の法』。アダム・スミスの『諸国民の冨』。マルクスの『資本論』。・・・・・・。これらを、原典で読み、本格的な文系の学問のもっとも正統な勉強法に触れ、今後の学習の基礎とすることが、この講義のねらいである。

講義計画

毎回原則としてひとりの学者の著作(の一部)をとりあげ、文意を読解しながら、その著作の背景を説明し、理解を深めるかたちで進める。とりあげる著作は、受講者の要望に応じて入れ替えるかもしれない。

教科書・参考書等

プリントを配布する。
橋爪大三郎『はじめての構造主義』講談社現代新書 1988
橋爪大三郎『はじめての言語ゲーム』講談社現代新書 2009
橋爪大三郎『労働者の味方マルクス』現代書館 2010
を読んでおくと良い。

関連科目・履修の条件等

人数を制限する場合があるので、受講希望者は初回の講義に出席すること。

この科目は原則として1年生だけ対象とします。

成績評価

試験又はレポートによって評価する。出席も考慮する予定。

担当教員の一言

予備知識は必要ありません。ロジカルな頭脳の理工系学生に向いた講義です。

オフィスアワー

水曜昼休み、ほか。(来訪者は確認のため電話をかけてください。)

その他

連 絡 先:大岡山西9号館9階902号室(内線2667)

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