第一をひきつぎ産業革命以降近代工学,物理学,化学,生物学等の現代科学の成立の過程を追う。
第一に引き続いて、19世紀末以降、主として20世紀から現代にいたるまでの科学の通史を題材として科学・技術について考える。
あわせて、同時代の日本の事例や東工大の歴史についても触れる。
20世紀と科学:物理学革命
産業界と科学:企業内研究所の成立
第二次世界大戦と科学:原爆開発と科学者
日本への科学の移入:蘭学事始
お雇い外国人と海外留学
日本の高等教育制度の成立
東工大と技術者教育の起源
ノーベル賞と20世紀科学
コンピュータの歴史と科学
国際政治と環境科学
前期に使用した世界史の図説とともに、指定した日本史の図説を教科書として用いる(どの図説・図録を使うかは毎年指定する)。
また毎回、授業の内容を簡単にまとめたプリントを配布する。そこに必要な参考文献などを紹介する。
この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。
期末試験および講義時間中に発表し、学期中に提出する複数の小レポートの提出による。
また二分の一以上の出席が成績評価の前提となる。
人数制限をすることがあるので、一回目の授業に必ず出席すること。
推奨学期:2学期
連絡先:大岡山西9号館4階410号室(内線2270)