地球温暖化と低炭素社会   Global Warming and Low-Carbon Society

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担当教員
橋爪 大三郎  金子 晋右  野澤 聡 
使用教室
水3-4(W621)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
3794
シラバス更新日
2010年3月22日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

地球温暖化問題について理解し、各国の取組みや解決すべき課題について、科学技術・経済・政治・社会・哲学文化の観点から総合的に考察する。

講義の目的

低炭素社会について深く理解し、科学者・技術者・市民としてどのように行動すればよいのか明確な見識をもつ。

講義計画

1.ガイダンス
2.科学と技術(野澤)
3.低炭素革命と太陽エネルギー(橋爪)
4.地球温暖化と21世紀の危機(金子)
5.マルサス人口論と中国の人口問題(金子)
6.ブラウン予測と中国の食糧・環境問題(金子)
7.ハーディンの「コモンズの悲劇」と市場経済(金子)
8.イースター島モデル(金子)
9.環境保全型経営の理論:森林経営を中心に(金子)
10.現在世代と将来世代の対立(金子)
11.カタストロフィを回避するために(金子)
12.環境問題の歴史(古代から現代まで)(野澤)
13.炭素会計(橋爪)
14.予備日

教科書・参考書等

金子晋右『文明の衝突と地球環境問題』論創社、橋爪大三郎『「炭素会計」入門』洋泉社新書y

関連科目・履修の条件等

予備知識は特に必要ないので、学部一年生から大学院生まで幅広く受講できる。

成績評価

出席点20%、任意レポート20%、期末レポート60%とする予定

担当教員の一言

環境について類似テーマの講義は多いが、社会や歴史、哲学との結びつきをここまで掘り下げた講義はないはずです。

その他

連絡先:大岡山西9号館9階902号室(内線2667)

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